Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 321ここが知りたい口腔ケア―わたしが教えるコツとポイント―藤谷順子/編
ISBN:978-4-86519-971-0 C3047
定価:5,500円(税込み)

在宅における嚥下リハビリテーション
杉本 淳/編
978-4-88117-645-0 C3047
2008年12月
mr0100

定価2,640円(税込み)
3営業日内ですぐに発送!
| 在宅医療介護関連職種に対するアンケート調査 | 杉本 淳ほか |
| 嚥下障害を有する利用者の嚥下状態や注意点は,十分に関連職種内で共有されているとはいえなく,対応が必要である. | |
| かかりつけ医の立場から | 福村 直毅 |
| 大多数の嚥下障害患者は地域で生活している.かかりつけ医に期待される役割を通じて嚥下障害治療に必要な地域連携と提供されるべき専門診察の実際を紹介する. | |
| 嚥下専門外来 | 藤島 一郎ほか |
| 嚥下障害患者数の増加と主にリハビリテーションの一般外来でも嚥下障害の診療はなされているが,嚥下専門外来では重症患者,特殊な医療処置を必要とする患者,遠方からの患者を中心に診療を行っている. | |
| 訪問言語聴覚士の立場から | 石山 寿子 |
| 訪問摂食・嚥下リハビリテーションへの言語聴覚士のニーズは大きいが,まだ一歩を踏み出したばかりと言える.今回は症例報告を中心に評価と介入のポイントを紹介し,今後の展望を示した. | |
| 訪問言語聴覚士の立場から | 高田耕太郎ほか |
| 在宅における嚥下リハビリテーションは,注目されている分野の1つであるが,現状で十分なサービスを提供できているとは言い難く,多職種間の連携など課題も多い. | |
| 歯科の立場から | 永長周一郎ほか |
| 在宅嚥下リハビリテーションでの歯科の役割には,口腔機能障害への対応がある.口腔機能の向上には,専門的口腔ケアが効果的であり,そのための医療連携,連携・協働が重要となる. | |
| 通所リハビリテーションにおける摂食・嚥下リハビリテーションの現状と課題 | 黒澤 秀幸ほか |
| 当通所リハビリテーションにおいては,摂食・嚥下リハビリテーションのスペシャリストの言語聴覚士の配置がないが,だからこそ,通所リハビリテーション内の介護福祉士や介護スタッフ,担当医や外来言語聴覚士と連携を図ることで摂食・嚥下に対する様々な取り組みをチーム一丸となって行っている. | |
| 訪問看護師の立場から | 藤森まり子 |
| 在宅生活のなかで摂食条件を守り続けるための指導には,摂食条件を守る必要性の説明と,在宅環境に合わせた配慮が必要である. | |
| 摂食・嚥下の訓練食につながる食べたいと思う食事の提供に協力 | 川戸 由美 |
| 在宅での食事は,利用者の尊厳を守り「最後まで口から食べたい」希望を大切にしたい.安全な食べられる食事・食べたい食事なら飲み込もうとする,それが訓練食となる. | |
| 回復期リハビリテーション病棟の立場から | 音地まなみほか |
| 回復期リハビリテーション病棟における,嚥下障害患者の在宅退院へ向けたアプローチの1例を,入院初期・中期・後期・退院後と時系列に沿って紹介した.ご参考になれば幸いである. | |



