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Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 122

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 122

小児の摂食・嚥下リハビリテーションにおける連携医療

弘中祥司/編

978-4-88117-667-2 C3047

2010年9月

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定価2,750円(税込み)

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目次

食べる機能の発達
弘中 祥司
食べる機能の発達には8つの特徴的な段階がある.摂食機能の外部観察評価のポイントとなるため,その運動の特徴を理解する.
我が国における重症心身障害児医療の歴史 有馬 正高
重症心身障害児施設とは,重い障害が重なり医療も教育も拒絶されていた子達を守るために生まれた病院である.高い死亡率と死因第一位の嚥下性肺炎等に対する50年の医療を概説した.
小児の摂食・嚥下リハビリテーションのこれまで 向井 美惠
小児の摂食・嚥下障害は,病態対応と機能の発達過程の両面からの対応が必要なため,多様な職種が関わりながら複数の領域で発展してきている.
小児の摂食・嚥下リハビリテーション―療育施設の立場から― 岩崎 裕治ほか
当センターの外来,摂食チームなどの院内外連携につき述べた.また,摂食・嚥下障害に関連する病態への対応につき,てんかん,呼吸障害,胃食道逆流を中心に概説した.
小児の摂食・嚥下リハビリテーション―小児科医の立場から― 田角  勝
子どもの摂食・嚥下リハビリテーションにおいて,最も重要なことは子どもの食べる意欲を生かし,支えることである.
小児の摂食・嚥下リハビリテーション―小児外科医の立場から― 土岐  彰
小児外科の立場から小児の摂食・嚥下リハビリテーションに関係した胃・食道逆流症に対する考え方について解説する.
小児の摂食・嚥下リハビリテーション―耳鼻咽喉科医の立場から― 鈴木 康司
小児の嚥下障害に対して,特に気道管理を中心に耳鼻咽喉科医が果たすべき役割について述べた.
小児の摂食・嚥下リハビリテーション―歯科医の立場から― 弘中 祥司ほか
歯科での対応には器質的(歯や歯周組織)な面と機能的な面がある.摂食・嚥下機能を向上させるために,床装置を利用することもある.
重症心身障害児者施設における摂食・嚥下障害への取り組み―看護師の立場から― 高橋 良枝
小児の摂食・嚥下リハビリテーションにおいて,チーム医療のなかでの看護師の役割と看護の実際を療育に携わる立場から述べる.
小児の摂食・嚥下機能障害への対応―歯科衛生士の立場から― 日山 邦枝
小児の摂食・嚥下障害の診療や指導へのかかわりについて,日常の診療から得た経験をもとに歯科衛生士の役割等お伝えする.
小児の摂食・嚥下リハビリテーション―言語聴覚士・作業療法士の立場から― 甲斐 結城ほか
多職種がチームとして関わる小児の摂食・嚥下リハビリテーションのなかで,当センターにおける言語聴覚士・作業療法士の立場から,それぞれの役割や視点について概説する.
重症心身障害児の栄養管理と摂食支援―栄養士の立場から― 村松かおる
食事は食物の摂食から嚥下までの一連を指す.様々な要因により食事環境が整いにくい重症児の食事を支援するには,きめ細かな栄養管理とスタッフの連携が必須である.
小児の摂食・嚥下リハビリテーション―MSWの立場から― 堀江 久子
摂食・嚥下リハビリテーションの日常生活への反映には地域連携が重要である.その観点で研修や情報発信も実践している.

関連書籍

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 321ここが知りたい口腔ケア―わたしが教えるコツとポイント―<増刊号>藤谷順子/編
ISBN:978-4-86519-971-0 C3047
定価:5,500円(税込み)

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