
日常診療で使える!漢方処方ガイド
清水 忠道/編
978-4-86519-699-3 C3047
2025年11月
de0367

定価2,860円(税込み)
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| 痤瘡対策―体質に応じた漢方の選び方― | 具志 明代 |
| 皮膚科標準治療でも難しい再発予防,瘢痕形成予防,肥厚性瘢痕治療の一手となり得る. | |
| 酒皶の赤み―漢方的アプローチ― | 許 郁江 |
| 酒皶の最多病型である毛細血管拡張型酒皶治療においては,メトロニダゾールゲルのエビデンスが不足しているが,ここに漢方を加えることにより早期に効果を実感し,患者満足度を上げる治療を試みたい. | |
| アトピー性皮膚炎の漢方的アプローチ―エビデンスを基に頻用7処方を解説― | 栁原 茂人 |
| 漢方薬はAD診療において非常に役に立つツール.本稿では漢方理論を知らなくても漢方薬を使えるよう,エビデンスに基づいた解説をしたい. | |
| 乾癬・掌蹠膿疱症の漢方的アプローチ | 三澤 恵 |
| 皮疹や体力,合併症に応じ乾癬では温清飲,桂枝茯苓丸,当帰飲子,大柴胡湯,防風通聖散などを用いる.掌蹠膿疱症では十味敗毒湯,黄連解毒湯,温清飲,桂枝茯苓丸を用いる. | |
脈管奇形と漢方治療 |
小川 恵子 |
| 漢方は脈管奇形の新たな治療選択肢となり,病変縮小や疼痛・QOL改善に有用である. | |
| 高齢者の皮膚疾患に漢方を活かす | 野上 達也 |
| 高齢者に多い4つの病態,老人性皮膚搔痒症,皮膚剝離,褥瘡,帯状疱疹後神経痛について,漢方医学的解釈を行い,代表的な処方とその主な構成生薬を詳述した. | |
| 小児の皮膚疾患に漢方を活かす | 高橋 邦明 |
| 小児皮膚疾患の漢方治療では,乳児湿疹に補中益気湯,小児ストロフルスに越婢加朮湯,凍瘡に当帰四逆加呉茱萸生姜湯,伝染性軟属腫に薏苡仁を頻用している. | |
| 女性の皮膚トラブルと漢方の活用 | 谷川 聖明 |
| 女性はホルモン分泌の大きな変動があり,それに伴う皮膚症状が現れやすいと考える.漢方医学では,局所の皮膚症状だけにとらわれず,身体全体を包括的にとらえ治療薬を選択する. | |
| 漢方治療の始め時・やめ時・切り替え時期のポイントと副作用リスク | 貝沼茂三郎 |
| 漢方薬はいつまで継続したらよいのかとよく聞かれることがあるが,基本的には症状改善がやめ時となるが,原因となった生活習慣の見直しなども重要である. | |
| 漢方処方の科学的解析 | 能㔟 充彦 |
| アトピー性皮膚炎に応用される漢方方剤の特性がマウス接触性皮膚炎モデルに対する抗アレルギー作用機序として明らかになってきており,有効生薬や成分の同定も進んでいる. | |

