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Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 39/10

Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 39/10

骨折術中整復テクニックの理論―脱・見よう見まね―<増刊号>

北田真平/編

978-4-86519-862-1 C3047

2026年10月

or3910

定価6,600円(税込み)

3営業日内ですぐに発送!

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★★★10月22日(木)発売予定!ご予約承ります!★★★
多くの医師が諸先輩方の見よう見まねで体得してきた骨折整復をエキスパートが徹底的に「言語化」。上手に整復するための理屈がわかる一冊です。

目次

Ⅰ.総 論
整復に用いる手術器械;鉗子編 松村 福広
各種骨把持鉗子の使用法と使用時の注意点を理解し,これらを適切に使用することが骨折内固定手術の基本である.
整復に用いる手術器械;ディストラクター,創外固定編 宮本 俊之
下肢骨折に対して牽引ベッドや徒手での整復保持は労力を要する.ディストラクターを用いると整復保持が容易となり,透視の障害にもならないので整形外傷医にとっては心強い相棒となる.
Ⅱ.上 肢
転位のある肩甲骨体部・頚部・烏口突起骨折・関節窩骨折の整復 松本 匡洋
肩甲骨骨折の整復はkey fragmentを基準とした「Build from a stable fragment」と外側縁皮質の解剖学的整復が要であり,各パラメータを指標に各部位の変形機転を理解して整復することが再現性につながる.
上腕骨近位端骨折 小暮 敦史
上腕骨近位端骨折の整復目標,整復手技,有用なアプローチについて概説した.一般的な骨折型に加え,骨頭骨折などの特殊な骨折型についても触れた.
上腕骨遠位端骨折 大木  聡
Coronal shear骨片を伴う上腕骨遠位端骨折では,術前CTによる外側顆後壁の評価とtransolecranon approachによる直視下整復が治療成績の鍵となる.
肘関節脱臼骨折―損傷の主座から組み立てるcomplex elbow instabilityの再建戦略― 筒井 完明
損傷要素を系統的に評価し,その主座を見極めて進入方向を定め,深層から表層へ,骨性構造を整復・固定した後に靱帯性支持機構を修復し,肘関節の安定性を再建する.
肘頭・橈骨近位骨折 二木 良太
肘は外傷後適切な治療が行われないと拘縮をきたしやすい関節である.手術の目的は関節内骨折治療の原則である解剖学的整復と早期関節運動可能な絶対的安定性の獲得である.
前腕骨幹部骨折
対比地加奈子
前腕骨幹部骨折は,回内外運動を行う機能関節の再建を行うため,長さ,回旋,生理的弯曲(特にradial bow)の解剖学的整復が求められる.
橈骨遠位端・尺骨遠位端骨折 内藤 聖人
日常診療で比較的よく遭遇する橈骨遠位端骨折に対する観血的整復固定術を行う際に注意する点,掌側ロッキングプレート設置のポイント,そして合併する尺骨遠位端骨折の取り扱いについて述べる.
手根骨骨折・月状骨周囲損傷の整復テクニック―舟状骨骨折・経舟状骨月状骨周囲脱臼を中心に―【動画】 善家 雄吉
手根骨外傷・月状骨周囲損傷では骨折固定のみならず,手根骨配列と靱帯機能を同時に再建する整復戦略が機能予後を左右する.
Ⅲ.下 肢
大腿骨転子部骨折AO31‒A3/転子下骨折に対するcerclage wiring―適応・手術手技・有効性・合併症,血管損傷回避に関する文献的検討と自験例― 稲垣 直哉
ワイヤリングは整復の質を高める有用な補助手技.適応の選び方と,血管損傷を避ける安全な通過のコツを,大腿骨周囲の血管解剖・safe zoneと自験3例を交えて実践的にまとめた.
大腿骨頚部骨折―強く優しい力で整復する― 山口 正哉
大腿骨頚部骨折は外側牽引法で整復する.牽引台を用いた垂直方向の牽引と,バスタオルを用いた外側牽引を併せ行うことで前後捻と外反転位を一気に整復する.
大腿骨骨幹部骨折の整復理論―多骨片骨折・分節骨折・infra‒isthmal骨折を含めて― 柳澤 洋平
整復とは「髄内釘の通り道をあらかじめ作る」作業である.変形力を理解し,ブロッキングワイヤーやブロッキングスクリューを適切な位置に配置することで,多骨片骨折・分節骨折・infra‒isthmal骨折の整復にも再現性が生まれ,良好な治療成績を達成することができる.
大腿骨遠位端骨折の術中整復テクニック―Type C骨折・Hoffa骨折・TKA周囲骨折の実際― 金﨑 彰三
大腿骨遠位端骨折の術中整復には解剖学的特徴の理解が不可欠であり,骨折型に応じた系統的な整復戦略とセットアップの工夫が再現性の高い整復を可能にする.
Variable angle locking patella plating systemを用いた膝蓋骨粉砕骨折の手術手技―knack & pitfall― 藤原 達司
膝蓋骨粉砕骨折に対する整復では近位・遠位の骨片群をそれぞれ再構築して骨折を単純化した後,両主骨片を整復する.高度粉砕例ではplate単独固定に固執せず,骨片の大きさや固定性に応じて縫合やcerclage wiringなどの補強固定を追加することが重要である.
脛骨プラトー骨折(AO/OTA分類TypeB・C)に対する整復戦略―後外側骨片への対応を含めて― 福岡 史朗
脛骨プラトー骨折ではCTで三次元的に骨折型を評価し,後外側骨片を含む各columnに応じたアプローチ選択と,解剖学的整復・強固な支持固定を行うことが重要である.
脛骨骨幹部・遠位端骨折(関節外骨折) 平瀨 仁志
脛骨遠位1/3骨折や遠位端骨折(関節外)では,内固定に先立ち,腓骨固定,骨鉗子,創外固定,ブロッカーピンを適切に組み合わせて整復位を獲得・維持することが重要である.
ピロン骨折整復の原則 二村謙太郎
ピロン骨折整復の標準的戦略は,後方から内側,前方へと各天蓋骨片をintactな骨幹部側に対して整復し天蓋を完成させるTypeB strategyである.
足関節果部骨折における手術手技 前川 尚宜
受傷機転と病態理解の重要性と適切な手術を行うための体位・アプローチ,および各アプローチの注意点と整復固定手技について解説する.
踵骨骨折sinus tarsi approachの術中整復テクニック 吉田 昌弘
踵骨骨折治療において軟部組織合併症発生を最小限にするためにも,小侵襲内固定を可能とするSinus tarsi approachは非常に有用である.今回,Sinus tarsi approachにおける整復テクニックの詳細を紹介する.
リスフラン関節脱臼骨折の術中整復 松井健太郎
解剖学的整復の達成が最重要であり,観血的に段階的に整復をしていく.
Ⅳ.骨 盤
骨盤輪骨折 大饗 和憲
骨盤輪骨折における三次元変形の評価と,骨折型に応じた論理的・段階的な整復手技について解説する.
寛骨臼骨折の前方アプローチからの整復と固定 普久原朝海
・前柱は骨折していない腸骨近位を基準として整復する.
・後柱はsciatic buttressを基準として整復する.
・前柱後柱ともbuttress platingを基本とする.
寛骨臼骨折 後方アプローチ 矢倉 拓磨
寛骨臼後柱骨折,後壁骨折,marginal impaction,大腿骨頭骨折,関節内遊離骨片に対する手術侵入と整復固定方法について解説する.
Ⅴ.肋 骨
肋骨骨折に対する外科的固定術―機能的胸郭再建を目指したアプローチ・整復・プレート固定―【動画】 永井 洋輔
術前はflail segment全体を評価し,術中は個々の骨折線を整復する.骨折端ではなく胸郭全体の形態と運動を再建する.

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