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Monthly Book ENTONI(エントーニ) 322

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 322

耳鼻咽喉科専門医に必要な基本のキ―知識と手技―<増刊号>

吉川 衛/編

978-4-86519-729-7 C3047

2026年5月

en0322

定価6,160円(税込み)

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★★★5月14日(木)発売予定!ご予約承ります!★★★
診療ガイドラインだけでは補えない、臨床現場で真に役立つ「勘どころ」を、各分野のスペシャリストが経験に基づく鑑別診断と治療選択の要点を解説。日常診療にすぐに役立つ実践特集です!

目次

Ⅰ.総論・基礎知識
耳鼻咽喉科診療の基本手技
横山 菜悠ほか
耳鼻咽喉科外来で必須の基本手技を姿勢・照明・支点の原則を軸に,診察・麻酔・耳管通気・内視鏡検査の実践と安全管理をわかりやすく解説する.
小児・高齢者における耳鼻咽喉科診療の注意点 月舘 利治
小児の診療にあたっては身体および機能の発達を,高齢者の診療にあたっては加齢に伴う機能の低下を理解し,それぞれに合った診察,検査,薬物治療,手術適応の決定を行う.
耳鼻咽喉科領域の画像診断 齋藤 尚子
耳鼻咽喉科領域における画像診断の基本を,部位別にCT・MRIの適切な使い分けと代表的疾患の画像所見,主要なpitfallを挙げて概説する.
Ⅱ.耳科領域
外耳炎・中耳炎の治療 大石 直樹
外耳・鼓膜の観察には積極的に電子スコープを用いるべきである.顕微鏡下の耳処置と局所治療は重要な選択肢である.中耳炎のガイドラインを理解して治療にあたるのが望ましい.
聴覚障害の鑑別診断と治療 宇佐美龍太ほか
聴覚障害の分類,鑑別診断のポイント,治療法の基本を整理し,薬物療法・手術・補聴器や人工聴覚器など,聴覚補償における臨床上の留意点を概説する.
平衡機能障害の鑑別診断と治療 池田ひとみほか
平衡機能障害は多様な原因を有するため,危険な中枢疾患を除外しつつ,問診と各種検査に基づく包括的な評価と適切な治療選択が重要である.
顔面神経麻痺の治療 茂木 雅臣
顔面神経麻痺では,ステロイドと抗ウイルス薬を迅速に投与することで予後が改善する.ガイドラインの推奨を踏まえ,臨床所見やENoGを用いて重症度を正確に評価し,必要に応じてステロイド・抗ウイルス薬の投与量の増量や鼓室内注入・減荷術など追加治療の要否を判断できることが望ましい.
Ⅲ.鼻科領域
鼻呼吸障害の鑑別診断と治療 細川  悠
鼻呼吸障害の原因は様々であるが,まずは原因となる疾患を押さえる.鼻孔から後鼻孔まで丁寧に観察し,疾患に合わせた検査,観察ポイントを押さえることでシンプルな診断につながる.
嗅覚障害の鑑別診断と治療 菊田  周
嗅覚障害は多様な病態をもち,診断には包括的評価が必須である.原因に応じた治療と嗅覚トレーニングや支援を組み合わせることがQOL改善に重要である.
アレルギー性鼻炎の治療 川島佳代子
アレルギー性鼻炎は,QOLと生産性に影響する.治療は薬物療法,免疫療法,手術などについて,年齢や背景に応じて最適化する.治療継続には患者教育が重要である.
鼻副鼻腔炎の治療 洲崎 勲夫
鼻副鼻腔炎,特に慢性鼻副鼻腔炎は様々な病態を含む概念である.臨床的な特徴やバイオマーカーをもとに病態分類を行い,適切な治療選択を行うことが求められる.
鼻出血の止血法
中村 陽祐ほか
鼻出血は,プライマリケアとして適切な初期対応が求められる疾患である.止血困難例においては,耳鼻咽喉科医の果たす役割が重要で,それぞれの患者の状態に応じた止血法を選択する.
Ⅳ.口腔・咽頭領域
咽頭炎・扁桃炎・扁桃周囲膿瘍の治療 北谷  栞ほか
咽頭炎・扁桃炎診療は的確な病因診断と適切な抗菌薬投与が鍵であり,重症例や合併症を見逃さずに早期治療介入を行うことが重要である.
咽頭異物の初期対応と治療手技 木村 有貴
小骨は口蓋扁桃〜舌根を探索する.下咽頭診察にはmodified Killian法が有用である.彎曲喉頭鏡や経口彎曲鉗子を活用することで外切開処置を回避できる可能性がある.
いびき・閉塞性睡眠時無呼吸の治療 中島 逸男
OSAの病態は解剖学的要因のみならず,生理学的要因や個体差が複雑に絡むため各病因・病態生理に応じた治療戦略が必要とされる.
唾液腺炎・唾石症の治療 松延  毅
化膿性唾液腺炎は重症化すると膿瘍が形成されることもある.唾石の存在は化膿性耳下腺炎,顎下腺炎の原因となり,唾石症の存在も念頭に置いて診療を行う必要がある.
Ⅴ.喉頭・音声・嚥下領域
急性喉頭蓋炎・急性声門下喉頭炎の治療 田中  是
急性喉頭蓋炎と急性声門下喉頭炎は比較的よく遭遇する疾患であり,診断,重症度評価,治療を理解し日常診療の助力にしていただきたい.
喉頭・気管・気管支異物症の初期対応と治療手技 岩田 義弘
年齢・背景を踏まえた病歴聴取と理学所見が診断の鍵となる.気道緊急を迅速に判断し,呼吸と循環機能を監視しつつ対応するとともに,気道異物は生命に影響することを意識する.難治性咳嗽や肺炎反復例でも気道異物を念頭に診断する必要がある.
嗄声・発声障害の鑑別診断と治療 首藤 洋行ほか
嗄声・発声障害をきたす疾患を鑑別するための各種喉頭機能検査を理解し,外科的治療や音声治療を含む適切な治療を選択することが重要である.
摂食・嚥下障害の鑑別診断と治療 熊井 良彦
嚥下障害の正確な病態診断に基づく鑑別診断・治療の選択が重要である.また,外科的治療としての嚥下機能改善手術と誤嚥防止術の目的の違いを理解することも重要である.
小児の気道狭窄・閉塞に対する気道確保手技 守本 倫子
乳幼児は,細い気管の狭窄や大きな腫瘤による圧迫など解剖学的にも,また呼吸生理学的にも余裕がなく,すぐに呼吸困難をきたしやすい.気道緊急時にはすぐに挿管や気管切開ができる準備をしておくことが重要である.
Ⅵ.頸部・顔面領域
側頭骨骨折の分類と治療 小川  洋
側頭骨骨折に対する初期対応,耳鼻咽喉科医が対応するべき臨床症状,症状に応じた治療方法について解説する.治療にあたっては側頭骨CTの評価が特に重要となる.
顔面骨骨折の治療 高林 宏輔
Buttressシステムを理解し,顔面骨骨折整復の基本的な考え方を理解すること.顔面骨骨折における緊急の病態を理解し,適切な対応が取れるように準備をする.
頸部腫瘤・リンパ節腫脹の鑑別診断と治療 西尾 直樹
頸部腫瘤・リンパ節腫脹に対して,鑑別診断に必要な検査や手技,それぞれの疾患の治療について具体例を挙げながら解説する.
甲状腺腫の鑑別診断と治療 児嶋  剛ほか
甲状腺腫の分類整理は治療方針決定の基本であり,病態とリスクの見極めが重要である.治療の中心は手術で,神経・副甲状腺温存に努め術後出血への迅速な対応が不可欠である.

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定価:5,280円(税込み)

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