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Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 22/12

Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 22/12

見落としやすい整形外科疾患-診かた治しかたのコツ-<増大号>

高倉義典/編

2009年11月

or2212

定価4,620円(税込み)

目次

頚 椎 弓削  至ほか
頚椎疾患の見落としを防ぐには,診断は基本に戻り,丁寧な診察(問診と神経学的所見)と正確な解剖学的理解に基づく単純X線の指示と読影である.
腰 椎 二階堂琢也ほか
腰痛の診断では,患者の訴える症状に対して,腰椎や運動器疾患に限定せず,考えられる病態をいかにリストアップできるかが,見逃しや誤診を防ぐために重要である.
手 指 坪川 直人
手,指疾患では見落とされやすい疾患を念頭に入れながら,注意深い問診,視診,触診を行うことで正しい診断が可能となる.骨関節損傷では正しく撮影されたX線写真で診断し,必要ならばストレスX線写真,CT,MRIを追加する.
手関節 矢島 弘嗣
手関節痛の診断の手順を理解していただき,特に手関節痛を検査するときに必要な誘発検査を列記した.そして見落としやすい手関節疾患の代表的なものを示したので,再確認していただきたい.
肘関節 伊藤 恵康ほか
筆者が40年以上の整形外科診療の中で経験した,前医で正しく診断されなかった肘関節疾患を中心に述べた.外傷ではまず正しい方向のX線撮影が最も大切であり,肘の疾患でも関節構成体の診察に神経学的な観点を忘れてはならない.
肩関節 矢野雄一郎ほか
肩関節疾患のなかで見落としやすい肩関節後方脱臼,上腕骨大結節不顕性骨折,鎖骨遠位端骨溶解症について述べる.稀ではあるが,見逃すと治療に難渋することが多く注意が必要な疾患である.
股関節 伊藤  浩ほか
単純X線像で骨頭変形を認めず関節裂隙も正常である場合,臼蓋形成不全を見落とすことがあるので注意を要する.特発性大腿骨頭壊死症では,単純X線像で異常所見を認める前にMRIで壊死範囲と部位を判定できることがある.
膝関節 吉矢 晋一
膝関節疾患のなかで,発育期の障害・高齢者の関節炎の2つをテーマとして取り上げ,その診断と治療上の注意点について述べた.
足関節 安田 稔人ほか
足関節捻挫後遺障害は単純X線では異常を認めないことが少なくない.病歴や身体所見,MRIなどの画像診断から早期に診断を確定し,保存療法に固執せず必要に応じて手術療法を選択する.
足部疾患 高倉 義典
足部に発生する外傷や疾患のうち,しばしば単純X線像では見落とされる疾患の臨床症状や所見を併記して診断のコツを紹介し,基本的な治療を述べる.
小児骨折 奥住 成晴
小児の骨格の特徴からみた骨損傷の診断上の問題,長期予後を考える際の基本的事項,初期治療で注意すべき点について,実例を挙げて解説した.
高齢者骨折 安藤 謙一ほか
骨粗鬆症を基盤にした高齢者の三大骨折は,橈骨遠位端骨折,脊椎圧迫骨折,大腿骨頚部・転子部骨折であるが,このうち治療上および予後の面から最も問題となる骨折は,大腿骨頚部・転子部骨折であると思われる.
骨・軟部良性腫瘍 杉田  孝ほか
良性骨・軟部腫瘍の診断と各疾患の臨床・画像的特徴.
骨軟部悪性腫瘍 森井 健司ほか
日常の診療で見落としやすい骨軟部悪性腫瘍について,見落としが生じやすい状況,見落としを少なくする工夫,診断が遅延した進行例への対応を概説する.
骨関節感染症 榮枝 裕文
骨関節感染症治療は,起炎菌の検査が第一である.骨または隣接する軟部組織の不良状態があれば,壊死部切除と6週間の抗菌薬の点滴投与に加えて,骨軟部組織欠損の適切な再建が重要である.
スポーツ障害 渡會 公治ほか
スポーツ障害はわかりやすい.イメージをわかせて受傷機序を考えることが可能である.それだけに,先入観を持たずにいくつかの鑑別診断を考えつつ確定診断をする必要がある.また,局所の症状だけにとらわれないことが必要である.
疲労骨折 亀山  泰
スポーツ活動で発症する疲労骨折について,その概要と診断,治療,見落とされやすい例,早期に診断がつきにくい例,治療に難渋する例を述べる.
関節リウマチと類似疾患 平尾  眞ほか
RAの治療のためには早期診断・治療が重要であるなか,同時に多くのリウマチ性疾患の鑑別ができなければならない.
骨系統疾患 高村 和幸ほか
骨形成不全と被虐待症候群,生理的O脚とBlount病やくる病の病的なO脚の鑑別,進行性骨化性線維異形成症と母趾の骨性変形の関連に注意が必要である.
絞扼性神経障害 稲垣 克記
手根管症候群と異なり,肘部管症候群は電気生理学的診断すなわち肘部における伝導ブロックを確定できないことが多い.上下肢深部反射,尺骨神経の触診,特に神経の肥厚,硬化,脱臼とTinel’s signなどを注意深く診察する.また健側との比較を検することが重要となる.

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