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Monthly Book ENTONI(エントーニ) 169

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 169

聴覚に関する検査の読み方―ここがポイント―

小川 郁/編

978-4-88117-960-4 C3047

2014年7月

en0169

定価2,700円(税込み)

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目次

純音聴力検査 佐野  肇
基本的な検査であるが,検査を適切に実施すること,およびその結果を適切に判断することは必ずしも容易ではない.誤った診断につながることがあるので注意が必要である.
語音聴力検査
亀井 昌代ほか
語音聴力検査には,語音聴取閾値検査と語音弁別検査がある.語音聴取閾値は純音聴力検査結果の確認に利用でき,語音明瞭度は補聴器適合や補聴訓練の重要な資料となる.
補充現象検査,自記オージオメトリ 和田 哲郎
補充現象は内耳性難聴,特に外有毛細胞機能障害を示唆する.診断に重要であると同時に,聴覚障害者にとって苦痛となる症状である.補充現象の検査法とその読み方について概説する.
検査結果をどう読むか・耳音響放射 原田 竜彦
耳音響放射は刺激と記録がともに音響のみの検査である.したがって,測定においては雑音の少ない条件で行うことが重要であり,結果の読み方においても耳音響放射の波形パターンと信号雑音比,さらに測定時の雑音の状態から真に生理的な反応であるかを判断することが大切である.
インピーダンスオージオメトリ 曾根三千彦
インピーダンスオージオメトリは簡便で有用な検査であるが,検査環境を整えておくことが一番重要であり,他の検査所見と矛盾がないかを常に評価する姿勢が大事である.
耳管機能検査 小林 俊光
開放耳管は種々の中耳疾患に存在する.難聴に隠蔽されて術前には無症状(隠蔽性耳管開放症)なので診断に注意が必要である.
音響法の解釈を誤ると耳管狭窄症の診断が過剰となる.
電図検査,聴性脳幹反応検査,ASSR検査 野口 佳裕ほか
他覚的聴覚検査である蝸電図,聴性脳幹反応,聴性定常反応(ASSR)について,各検査の特徴と限界をふまえた検査結果の読み方のポイントについて概説する.
方向感・両耳聴検査 内藤  泰ほか
両耳聴は方向感覚や雑音下の語音聴取などに有効であり,音源定位には両耳間の音圧差や時間差が重要な役割を果す.両側人工内耳では両耳聴を念頭に置いた評価が重要.
乳幼児聴力検査 森田 訓子
乳幼児の聴性行動を観察する検査のため発達年齢に合わせた検査方法の選択が重要である.聴性脳幹反応,聴性定常反応,耳音響放射などと組み合わせた総合評価が必要である.
耳鳴検査 神崎  晶
耳鳴検査について,標準耳鳴検査法1993に加えて,耳鳴苦痛度に関する質問票(THI)や心理検査など新たな質問票についても解説する.
人工内耳検査 岩崎  聡ほか
人工内耳における術前・術後の評価につき,聴力検査,画像検査,言語発達評価,ならびに遺伝子検査を主に取り上げ,検査内容,またその必要性につき概説した.
補聴器適合検査 新田 清一ほか
当科における補聴器適合検査の使用方法を紹介した.調整毎に特性図,月1回ファンクショナルゲイン,3ヶ月後の最終確認に語音明瞭度を測定して適合を確認する.

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