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Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 144

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 144

ボツリヌス治療の各種疾患への応用

木村彰男/編

978-4-88117-689-4 C3047

2012年5月

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定価2,750円(税込み)

目次

I.ボツリヌス毒素
 構造,作用機序,種類 大澤美貴雄
近年,自然界で最強の毒素から治療手段に進化したボツリヌス毒素の構造と種類,作用機序,およびその製剤について概説した.
 治療(総論) 目崎 高広
ボツリヌス治療の適応症・禁忌・用法・用量・モニタ・注意点・有害事象・意義につきまとめた.
II.各種疾患に対するボツリヌス治療
 眼瞼痙攣 三村  治
眼瞼痙攣は眼瞼がピクピクする単なる痙攣ではない.瞬目増多や羞明で初発し次第に不随意の強い閉瞼が生じるもので,向精神薬内服後に生じることもあるジストニアである.
 顔面痙攣 栢森 良二
顔面痙攣は電気生理学的診断が必要であり,臨床的重症度はSunnybrook法でフォローする.ボツリヌス治療では1か所の施注量を少なくし,健側にも施注することがコツである.
 痙性斜頸 林  明人
痙性斜頸に対するボツリヌス治療は最も推奨できる治療法である.頭頸部の筋肉の解剖と機能の把握が重要である.より早期での治療が寛解率を増す可能性がある.
 小児脳性麻痺(上肢痙縮) 根津 敦夫
小児脳性麻痺にとって,上肢治療は運動機能改善や疼痛・介護負担軽減に有効である.機能改善には,よく計画された作業療法との連携が治療成功の鍵である.
 小児脳性麻痺(下肢痙縮) 落合 達宏
小児脳性麻痺の下肢痙縮を尖足,内反足,外反足,屈曲膝,内転股に類型化し,症候と評価,薬剤の準備と使用方法,注射パターンセットなどボツリヌス療法について述べた.
 脳卒中(上肢痙縮) 山田 尚基ほか
ボツリヌス治療は「上肢痙縮に対する包括的アプローチのひとつ」として位置づけ,投与前に目標を明確にしたうえで投与し,適切なリハビリテーションを併用することが望ましい.
 脳卒中(下肢痙縮) 大田 哲生ほか
ボツリヌス治療は下肢痙縮に対して効果てきめんであるがゆえに,患者に対して,その効果,副作用等につき十分に説明をして同意を得ておくことが重要である.
III.ボツリヌス治療とリハビリテーション 正門 由久
ボツリヌス治療は,リハビリテーションとの併用で,症候の軽減,介助量の軽減,機能の改善をもたらす.脳卒中片麻痺患者の痙縮に対する治療としてエビデンスが非常に高い.
IV.ボツリヌス治療の将来―今後の他疾患への応用の可能性
宮城  愛ほか
本邦のボツリヌス治療適応疾患以外にも海外では治療が認められているか,治療が試みられている疾患が多数ある.そのうち,疼痛,過活動膀胱,痙攣性発声障害,唾液分泌過多,てんかんに対するボツリヌス治療について述べる.

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