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Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 24/8

Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 24/8

大腿骨頭壊死症―関節温存手術とその限界―

大園 健二/編

2011年7月

or2408

定価2,420円(税込み)

目次

特発性大腿骨頭壊死症の病型分類と予後予測
西井  孝
本邦の病型分類により良好な精度で自然経過を予測することが可能であり,type C-1・C-2の数年経過観察中の圧潰発生・発症リスクは概ね70%以上と高頻度に対し,type A・Bの圧潰発生・進行リスクは概ね15%未満と低い.各病型での自然経過の予後予測と対比して骨切り術など各種の治療介入の有効性を論じることが必要である.
特発性大腿骨頭壊死症の全国疫学調査から 福島 若葉ほか
直近の全国疫学調査によると,特発性大腿骨頭壊死症(ION)による受療患者数,新患数は増加している.確定診断時年齢のピークは40歳代であり,IONが青壮年期に好発することを支持していた.術式をみると,40歳未満に限った場合も,骨切り術は38%にとどまり,人工物置換術が45%を占めていた.
特発性大腿骨頭壊死症に対する各種関節温存手術のoverview 藤岡 幹浩
病型分類に従って予後予測が可能である.内反によって健常部占拠率が改善される症例は転子間弯曲内反骨切り術が,それ以外のほとんどの症例は大腿骨頭回転骨切り術が適応となる.
大腿骨頭前方回転骨切り術の適応と限界 山本 卓明ほか
本手術は,術中を通じて大腿方形筋下層にある骨頭栄養血管の温存のための慎重な配慮が必要である.
大腿骨頭後方回転骨切り術の適応と限界 渥美  敬
大腿骨頭後方回転骨切り術は,若年者広範囲壊死に対し病期進行例でも正確な画像検査による適応決定,正確な手術手技に基づいて行えば,長期関節温存が可能となる.
血管柄付き腸骨移植術および大腿骨頭回転骨切り術との合併手術 中村 吉秀ほか
各種骨切り術では関節温存が困難な広範大腿骨頭壊死症例に対する,血管柄付き腸骨移植術および骨移植と大腿骨頭前方回転骨切り術合併手術の適応と手技について詳述する.両術式は習熟を要する術式ではあるが,若年者に対しては良好な関節温存効果が期待できる.
血管柄付き腓骨移植術の適応と限界 川手 健次
壊死範囲が小さく骨頭圧潰のない症例が一番の適応であり,壊死範囲が大きく術前から重度の骨頭圧潰がみられる症例は適応ではない.
大腿骨転子間弯曲内反骨切り術の適応と限界 関  泰輔ほか
CVOは大腿骨頭壊死症に対して,股関節最大外転位のX線像で骨頭外側に1/3以上の健常域が得られれば良好な術後成績が期待できるため,積極的に施行されて良い方法である.
特発性大腿骨頭壊死症に対する骨髄単核球移植と今後の展望 山崎 琢磨ほか
骨髄単核球は血管・骨再生に有用な骨髄前駆・幹細胞を含み,自家骨髄液より得られる安全かつ効果的な細胞源である.大腿骨頭壊死の修復を目的として行ってきた骨髄単核球移植の現況について述べる.

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