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Monthly Book ENTONI(エントーニ) 126

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 126

咳のすべて<増大号>

甲能 直幸/編

978-4-88117-815-7 C3047

2011年4月

en0126

定価5,184円(税込み)

2011年・日耳鼻総会(京都開催)にて売上100冊を超える大好評特集号!!
耳鼻咽喉科医にとって、日常診療にて知っておくべき“咳”の知識を、呼吸器内科、呼吸器外科の専門の先生方からも最新の知見を踏まえて分かりやすく解説!!

目次

A.総 論
1.咳について 甲能 直幸
臨床症状としての「咳」の意義,重要性を述べ,耳鼻咽喉科医が何を理解し対応したらよいかポイントを解説した.
2.咳嗽のメカニズム 和田 裕雄ほか
本稿では,咳嗽のメカニズムを生理学的側面と神経学的側面から述べた.その際,日常の(臨床)経験や咳嗽の検査法などを紹介しながら考察する.
3.診断のフローチャート 牧野  靖ほか
「咳嗽に関するガイドライン」が刊行され,実用的な咳嗽診断のフローチャートが示された.咳嗽であっても可能な限り原因を診断し治療を行っていくことが重要である.
B.内科の立場から
1.呼吸器内科医専門医の診察を要する症状(一般論) 藤村 政樹
3週間以上あるいは8週間以上持続する咳嗽を遷延性咳嗽あるいは慢性咳嗽という.慢性咳嗽には原因があり,95%の患者で原因疾患の診断と治療が可能である.
2.かぜ症候群 伊藤  潤ほか
かぜ症候群の原因微生物・症状・診断・治療と鑑別に注意すべき疾患について咳嗽を中心に内科医の立場から記載した.
3.気管支喘息,咳喘息 前山 忠嗣
気管支喘息および咳喘息の咳においては炎症に起因する咳受容器の感受性亢進が誘因の一つとなっている可能性が考えられ,咳受容器の機能を抑制する薬剤が有用であろう.
4.慢性閉塞性肺疾患(COPD) 小川 浩正
COPDは,喫煙を主な原因とし,進行する気流制限を特徴とする慢性炎症性疾患である.咳は,息切れ・痰とともに主要な症状で,疾患発症・進展・予後などに深く関与している.
5.気管支炎・肺炎 若山 知薫ほか
急性気管支炎,慢性気管支炎,肺炎の原因となる病原微生物の種類,頻度および各病原微生物に関する検査,治療.
6.肺結核症,非結核性抗酸菌症 小林  治
肺結核症の排菌例は結核診療指定施設で入院加療が必要だが,非結核性抗菌症はヒト-ヒト感染がみられないので菌が検出されても患者隔離の必要はない.
7.間質性肺炎 西  耕一
間質性肺炎による咳嗽は除外診断であり,咳嗽を呈する他の原因疾患が除外された場合に診断できる.間質性肺炎による咳嗽の治療は疾患特異的に行われる.
8.アトピー咳嗽 片山 伸幸
アトピー咳嗽は,本邦より発信された疾患概念であり,好酸球性気道炎症と咳感受性亢進を特徴とし,慢性咳嗽の主な原因疾患の一つである.
9.気管・気管支腫瘍,肺腫瘍 武井 秀史
呼吸器系腫瘍はそのほとんどが悪性疾患である.検診以外では咳を主訴に発見されることが多く,その特徴を理解することが大切である.
C.耳鼻咽喉科の立場から
1.耳鼻咽喉科専門医の診察を要する症状 唐帆 健浩
咳を生じる耳鼻咽喉科疾患を挙げ,耳鼻咽喉科専門医の診察を要する咳の併発症状に基づく鑑別について解説する.
2.気道異物 平林 秀樹
気管内異物の症状は『激しい咳』であるが,気管支内で異物が固定されると咳は止まる.また,感染が続発すると咳が出始める.
3.副鼻腔炎,副鼻腔気管支症候群 初鹿 恭介ほか
湿性咳嗽の原因として,副鼻腔炎などによる後鼻漏や副鼻腔気管支症候群などが知られている.これらの疾患について概説する.
4.喉頭疾患(癌,結核,ジフテリア) 山内 宏一
喉頭が原因で咳が出る病態として癌,結核,ジフテリアを述べる.
5.胃食道逆流症(GERD)と咽喉頭逆流症(LPRD) 佐藤 公則
酸逆流による慢性咳嗽の病態を理解するには,胃食道逆流の観点からだけではなく,咽喉頭逆流による慢性咳嗽としての病態の理解も必要である.
6.喉頭アレルギー 内藤 健晴
慢性咳嗽の代表疾患である喉頭アレルギーは,アトピー咳嗽,咳喘息,副鼻腔炎,後鼻漏,胃食道逆流症などとの鑑別を要するのでその診断基準(2005年案)が提唱された.
D.その他
心因性咳嗽 大石 直樹
心因性咳嗽の臨床像を概略した.器質的疾患のみられない慢性咳嗽において,考慮されるべき鑑別診断の一つである.治療には専門的な心理アプローチが必要である.
E.鎮咳薬 亀井 淳三
末梢性に咳反射を押さえる薬剤として,(1) 気道のCOX2を選択的に阻害する薬剤,(2) 末梢のNOの合成もしくは放出に対する阻害作用をもつ薬剤,(3) 抗ヒスタミン薬,(4) 電位依存性Naチャネル,特にTTX抵抗性Naチャネル阻害薬などが挙げられる.

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