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Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 33/13

Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 33/13

足関節果部骨折にともなうシンデスモーシス損傷を考える

高田直也/編

2020年12月

or3313

定価2,640円(税込み)

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目次

単純X線、ストレス撮影を用いたシンデスモーシス損傷の評価 松井健太郎
術前に単純X線で損傷の有無と程度を想像し、術中ストレス検査で診断、整復固定後は透視と直視、鏡視で整復位を評価する.
CTによるシンデスモーシスの評価 二村謙太郎
足関節果部骨折に合併するシンデスモーシス損傷の術後整復位の評価では主にCT軸位断を使用する.CT軸位断におけるシンデスモーシスの形態には個人差と左右差があると指摘されており、正確な整復位の評価法はいまだ確立されていない.
MRIでのシンデスモーシス損傷の評価 大饗 和憲
通常のMRI axial像では斜走する靱帯が斜めに描出されるため注意が必要である.また、MRIは静的な検査であり機能評価ができないため、治療方針の決定にはMRI以外の評価も必要である.
シンデスモーシス損傷の超音波診断 熱田 智範
シンデスモーシス損傷時、腓骨はcoronal面で外側に偏位するのではなくsagittal面で後方へ偏位することを考えれば、二次元的に変位量を計測するためには偏位する面での評価を心がけることが正しい画像評価につながる.
足関節果部骨折手術におけるシンデスモーシス損傷の直視下診断 高田 直也
足関節果部骨折の手術を行う際にシンデスモーシス、とくに前下脛腓靱帯の損傷形態を直視下に確認しているので、確認方法、損傷形態について述べる.
関節鏡を用いた遠位脛腓靱帯結合損傷の評価
重城 保之ほか
遠位脛腓靱帯結合(DTS)損傷の受傷機転、関節鏡検査の手順とチェック項目、遠位脛腓関節の動的不安定性の評価.
シンデスモーシス損傷の手術における関節鏡の有用性
伊東 勝也
ストレスをかけずにプローブのみで行う鏡視下評価は定量的で術中複数回安全に施行可能である.骨接合後に行えば不用な脛腓間固定回避の可能性もある.種々の関節内病変も診断できる有用な方法である.
足関節果部骨折AO/OTA type Bにおける脛腓骨靱帯結合損傷の考え方 原口 直樹
AO/OTA type Bでは、ストレスをかけなければ遠位脛腓骨靱帯結合は整復位にあり、通常は開大を残さずに自然に治癒する.この骨折において脛腓骨靱帯結合を固定する意義は少ない.
足関節果部骨折AO/OTA type Cにおけるシンデスモーシス損傷の考え方 西井 幸信
腓骨整復後に足関節の外反不安定性が残存する場合は腓骨の整復不良が残存している可能性があり、脛腓間固定を行う際には注意を要する.
Zip Tightを用いたシンデスモーシス損傷の治療 松村 福広
シンデスモーシス損傷に対してZip Tightのようなセミリジッド固定の使用が増えている.本固定は有用であるが、正確かつ強固な骨折の内固定が必須で、適応を正しく理解すべきである.
スーチャーテープを用いたシンデスモーシス損傷の治療 寺本 篤史
スーチャーテープを用いたシンデスモーシス損傷の治療について解説し、最新論文のレビューを含めその有用性を紹介する.

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