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Monthly Book Derma(デルマ) 294

Monthly Book Derma(デルマ) 294

“顔の赤み”鑑別・治療アトラス<増刊号>

関東裕美/編

978-4-86519-626-9 C3047

2020年4月

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定価6,380円(税込み)

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様々な原因により生じる “顔の赤み“の鑑別・治療をまとめた実践書が登場!

アトピー性皮膚炎、酒皶、皮膚感染症、膠原病などの皮膚疾患に伴うものや、日用品や治療薬が原因で生じているもの、悪性腫瘍が背景に存在しているものなど、多種多様な原因が考えられる “顔の赤み“。他疾患と見間違えないための鑑別診断の要旨をわかりやすく解説し、さらにそれぞれの原因に応じた治療の実際についても詳述!
多数の症例報告から学べる必読の一書です!!

目次

光線過敏による顔の赤み―内因性― 新井  達
内因性光線過敏による顔の赤みを呈する疾患は,色素性乾皮症などの幼児期から発症する疾患と,chronic actinic dermatosis,膠原病などの成人に好発する疾患の大きく2型に分類される.
エリテマトーデスによる顔の赤み 小寺 雅也
日光過敏や紫外線の影響を受け,エリテマトーデスでは,顔面に皮膚症状を生じることが比較的多い.顔面の赤い発疹をみた際には,エリテマトーデスを鑑別に入れる必要がある.
皮膚筋炎による顔の赤み 長谷川 稔
皮膚筋炎の顔面の紅斑で特徴的なのはヘリオトロープ疹と呼ばれる眼瞼の紅斑であるが,他に頬部の紅斑,脂漏性皮膚炎様の紅斑,耳介や耳前部の紅斑を見逃してはならない.
光線過敏による顔の赤み―外因性― 上津 直子ほか
外因性光線過敏症には薬剤性光線過敏症と光接触皮膚炎があり,ともに長波長紫外線(UVA)が主な作用波長である.光線照射テストで診断し,原因物質の回避と遮光指導を行う.
光線過敏ではない薬剤による顔の赤み 小豆澤宏明
薬剤による顔面の赤みは,Stevens-Johnson症候群と薬剤性過敏症症候群では分布が異なることから,重症薬疹の初期の鑑別に有用である.
アトピー性皮膚炎―炎症による顔の赤み― 中原 剛士
アトピー性皮膚炎では,顔面は好発部位であり,ときに難治部位である.しかし,炎症のコントロールが不良であると様々な合併症を併発し得るので,治療を適切に行うことは重要である.
アトピー性皮膚炎の顔の赤み―心理的要因から― 細谷 律子
心理的要因による顔の赤みには特徴がある.背景に搔破行動の習慣性が認められることが少なくなく,それを患者に気づかせることは薬剤による治療の効果を上げるためにも大事である.
アトピー性皮膚炎―治療による顔の赤み― 福田 英嗣
アトピー性皮膚炎に対しては有効性の高い様々な治療法が存在するが,ときに治療により顔の赤みが生じる場合がある.本稿では,治療により生じる顔の赤みについて解説する.
アトピー性皮膚炎―顔の赤みの治療:東洋医学的アプローチ― 伊藤  剛
アトピー性皮膚炎の漢方薬治療は,単独効果だけでなく現代医薬と併用する場合にも,現代医薬の効果を増強したり副作用を軽減させたりすることも可能である.
アトピー性皮膚炎―顔の赤みに対するケア― 鷲崎久美子
アトピー性皮膚炎の顔の赤みに対するケアとして大切な,保湿・洗浄の具体的なスキンケアの方法や化粧指導のポイントについて述べる.
化粧品による顔の赤み―刺激性接触皮膚炎― 関東 裕美
化粧品皮膚炎による顔の赤みは過剰な洗顔行為により誘発されることが多い.化粧行為をやめさせるのではなく,皮膚質を見極めて季節や年齢に応じたスキンケア指導を皮膚科医が行うべきである.
化粧品による顔の赤み―アレルギー性接触皮膚炎― 西岡 和恵ほか
アレルギー性化粧品皮膚炎では,すべての化粧品使用を1週間程度中止し,治療を行うことで軽快するかをみたうえで,パッチテストを行い原因を確定することが肝要である.
職業による顔の赤み 伊藤 明子
顔に直接触れるアレルゲンに加えて,アレルゲンが空気中を伝播して顔に触れる場合や手を介して顔に触れる場合も念頭に置く.遅延型のみならず即時型アレルギーにも留意する.
接触蕁麻疹による顔の赤み 矢上 晶子
日常的に使用する化粧品や日用品の配合成分により経皮的に感作される,接触蕁麻疹による顔の赤みについて解説した.
脂漏性皮膚炎による顔の赤み 福士 瑠璃ほか
脂漏性皮膚炎は脂漏部位の紅斑で,常在菌の関与などにより慢性に罹患しうる.各症例を観察し,薬剤の使用法や期間などを考慮しながら治療を提供していく必要がある.
好酸球性膿疱性毛包炎による顔の赤み 野村 尚史
瘙痒を伴う毛包一致性膿疱をみた場合,好酸球性膿疱性毛包炎を想起する.HIV感染の存在に注意が必要である.
赤ら顔 山﨑 研志
生活背景を含めた患者全身像から赤ら顔・ほてりをきたす状態・病態・疾患を俯瞰することができるか否かが,赤ら顔・ほてり治療の成否のポイントである.
酒 皶
中島美知子ほか
ステロイド外用剤発売前後での「赤い顔」の特徴と,日常外来でよくみかける難治な「赤い顔」の鑑別および基本的,積極的な治療のポイントを解説.
酒皶の治療 窪田 泰夫
酒皶の治療上,炎症性病変周辺の紅斑や炎症性病変消退後に残存する持続性顔面紅斑に対する治療は重要である.本邦ではその有効な治療薬に乏しく,早期の導入が望まれている.
赤ら顔の漢方治療 野本真由美
「赤ら顔」の治療が西洋医学では困難な場合,日本の伝統医学である漢方医学が役立つことがある.実臨床に活かせるように,赤ら顔の背景にある要因を5つに分類して,その漢方治療を紹介する.
皮膚サルコイド①―酒皶,顔面播種状粟粒性狼瘡との鑑別を要した皮膚サルコイド― 新山 史朗
サルコイドーシスのうち顔面に好発する皮膚サルコイドと,酒皶や顔面播種状粟粒性狼瘡との臨床的,病理組織学的鑑別について述べる.
皮膚サルコイド②―顔面に限局してみられたびまん浸潤型皮膚サルコイド― 三石 修平ほか
皮膚サルコイドの病変は様々な臨床所見を呈する.顔面の紅斑はときに診断に難渋し,また治療するうえで整容面も考慮しなくてはならない.ここでは顔面に生じた皮膚サルコイドについて概説した.
皮膚サルコイド③―乾癬様皮疹が多発し,びまん浸潤型が混在した皮膚サルコイド― 黒川 晃夫
皮膚サルコイドの乾癬様皮疹は,福代の分類ではその他の稀な病型に分類される.皮膚サルコイドーシスは多彩な臨床像を呈するため,診断には皮膚生検が不可欠である.
治りにくい顔の皮疹 植田 郁子
眼瞼腫脹をきたす原因は様々である.非感染性炎症性疾患として皮膚筋炎や,サルコイドーシス,リンパ増殖性疾患,IgG4関連疾患などを鑑別として挙げ,概説した.
顔の赤みとほてり―中高年女性の敏感肌を中心に― 檜垣 祐子
中高年に多い顔の赤みやほてりは敏感肌による場合があり,スキンケアや生活習慣の見直しが大切である.様々な自覚症状の訴えはいったん不定愁訴ととらえて,鑑別を進める.
更年期の顔の赤み 野村 有子
更年期の赤ら顔には,のぼせパターン・敏感肌パターン・毛細血管拡張パターン・ブツブツパターンがあり,症状に応じた丁寧な指導が大切である.
皮膚感染症による顔の赤み―顔面丹毒― 鈴木  琢
丹毒は日常診療にて比較的遭遇する機会があり臨床診断も比較的容易だが,ときに診断に苦慮することがあり,顔面に発症することが多い丹毒と鑑別を要する皮膚疾患を挙げた.
皮膚感染症による顔の赤み―顔面白癬― 上出 康二
顔面白癬の半数近くが典型的な白癬の臨床像を示さない.
痤瘡による顔の赤み①―痤瘡に伴う赤みとその対策― 菊地 克子
痤瘡では原発疹である炎症性皮疹の丘疹や結節,囊腫の赤みだけでなく,治癒過程で生じる炎症後紅斑,瘢痕の赤みと治療薬によって生じる赤みが生じることがある.
痤瘡による顔の赤み②―美容皮膚科的治療― 小林 美和
痤瘡後紅斑(PIE)は自然消退するが,早期改善を目的に美容皮膚科的な治療を行う場合は,レーザー治療,IPL,ケミカルピーリング,ビタミンC誘導体などが考慮される.
IPLによる顔の赤み治療 神田 弘貴
IPLによる単純性血管腫と酒皶のno down time治療を紹介.
血管性浮腫による顔の赤み 樋口 哲也
血管性浮腫は,顔面では眼瞼や口唇が好発部位で,限局性の浮腫が2~3日持続する.特発性の場合が多いが,薬剤などの刺激や遺伝性の例もあるので問診と鑑別診断が重要である.
顔面腫脹 岡  大五ほか
顔面腫脹の原因となる顔面浮腫の鑑別について概説した.問診のポイント,スクリーニング検査について記載し,当科で経験した症例の報告を行う.
乾癬に伴う顔の赤み①―脂漏性皮膚炎,アトピー性皮膚炎,類天疱瘡との関連― 橋本 由起
顔面に皮疹がみられる乾癬の特徴,鑑別疾患,診断について概説した.顔面頭部に脂漏性皮膚炎様の皮疹を呈する脂漏性皮膚炎様乾癬という概念も提唱されているので紹介する.
乾癬に伴う顔の赤み②―皮疹が顔面に限局した2例― 大森 遼子
乾癬に伴う顔の紅斑は,診断・治療に難渋することがある.患者のQOLを守るために診療で心がけることについて症例を交えて詳述する.
天疱瘡に伴う顔の赤み①―顔面の紅斑を伴う天疱瘡,類天疱瘡― 石井  健
天疱瘡,類天疱瘡群にも落葉状天疱瘡,紅斑性天疱瘡,限局性類天疱瘡など顔の赤みを呈する疾患があり,鑑別診断として念頭に置く必要がある.
天疱瘡に伴う顔の赤み②―落葉状天疱瘡の1例― 安達 ルナほか
落葉状天疱瘡では皮疹が多彩で,症例により臨床像にバリエーションがある.落葉状天疱瘡が疑われる症例では新しい皮疹の生検組織所見を検討する必要がある.
菌状息肉症による顔面紅斑①―局面・腫瘤形成をきたした2例― 葭本 倫大
菌状息肉症による顔面の皮疹は湿疹皮膚炎群などの他疾患に類似した臨床像となることがあり,ときに確定診断が困難であるが,重症化の看過を防ぐために入念な診察を要する.
菌状息肉症による顔面紅斑②―獅子様顔貌を呈した1例― 中村 善雄
・治療経過中に獅子様顔貌を呈した菌状息肉症について供覧する.
・獅子様顔貌に対しモガムリズマブ,放射線照射が奏効した.
・自験例では血液浸潤の所見がなく,稀な症例と思われた.
菌状息肉症による顔面紅斑③―自然消褪を認めた毛包向性菌状息肉症の1例― 木村 理沙
自然消褪を認めた毛包向性菌状息肉症は稀であり,経時的に供覧した.
小児・顔の赤み①―小児発症全身性エリテマトーデス― 森  雅亮
小児期発症SLEは,“顔の赤み”が受診契機になり,血液検査を含む諸検査から診断に至る,他の疾患との鑑別が必要な小児リウマチ性疾患の代表的疾患である.
小児・顔の赤み②―若年性皮膚筋炎― 森  雅亮
JDMもSLE同様,“顔の赤み”が受診契機になるが,当科では筋症状がなく皮膚所見しかみられない場合,SLEとして紹介されることも少なくない.また,アトピー性皮膚炎と考えられ,長年経過が観察されていた症例もあり,血液検査を含む諸検査から本診断に至ることも多い.
小児・顔の赤み③―鑑別と治療のポイント― 渡邊 美砂
“顔の赤み”の診療では,緊急を要する疾患もあるため,発熱,全身状態に留意する.また,服薬歴,ワクチン接種歴,接触歴などを丁寧に問診することが必要である.
小児・赤あざ 鑑  慎司
小児の赤あざは,治療法が確立したものや皮膚症状のみのものが多い一方で,他臓器病変を伴うものや稀なものもあるので注意が必要である.
デルマドローム―顔の赤み①:シェーグレン症候群,腫瘍随伴天疱瘡,Sweet病,壊死性遊走性紅斑,好酸球性膿疱性毛包炎,Bazex症候群,ペラグラ― 寺木 祐一
顔の赤みから発見されることがあるデルマドロームとして,シェーグレン症候群,Sweet病,壊死性遊走性紅斑,好酸球性膿疱性毛包炎,Bazex症候群,ペラグラなどの疾患を取り上げた.
デルマドローム―顔の赤み②:血管炎に伴う顔面皮疹―  清島真理子
血管炎の皮疹は紫斑,紅斑,蕁麻疹様紅斑,水疱・血疱など多彩で,好発部位は下肢,特に下である.しかし,ときに顔面にも皮疹を生じる症例があり注意が必要である.
デルマドローム―顔の赤み③:悪性腫瘍に関連した顔面の皮膚症状― 田中 義人ほか
皮膚症状や臨床経過から潜在する内臓悪性腫瘍を疑い,早期発見,早期治療につなげられることができれば,それは皮膚科診療の醍醐味の1つである.
赤ら顔―メイクアップ指導― 山本 晴代
顔面に赤みを伴う酒皶やアトピー性皮膚炎,尋常性痤瘡の患者のメイクアップ指導のポイントについて解説した.
赤ら顔―美容治療― 山下 理絵ほか
赤ら顔は,炎症を伴わない持続性の毛細血管の拡張および皮脂の過剰分泌でも生じる.レーザー治療が有効である.
赤ら顔―つくらないためのスキンケア・遮光― 森脇 真一
「赤ら顔」の原因が光線過敏症の場合は,サンスクリーン剤を用いた遮光が有用である.一方で光線過敏症以外の皮膚疾患(アトピー性皮膚炎や酒皶)では物理的遮光が重要となる.

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