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Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 27/13

Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 27/13

腰部スポーツ障害診療マニュアル

吉田 宗人/編

2014年12月

or2713

定価2,420円(税込み)

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目次

腰部スポーツ障害のメディカルチェック
長島 正樹ほか
腰椎椎間板変性進行の危険因子は,ラインポジション,シュモール結節,椎間板ヘルニアであり,腰痛の危険因子は,BMI高値と椎間不安定性であった.
体幹深部筋機能からみた腰部障害 金岡 恒治
アスリートの腰痛は機能的検査によって病態を推定し,体幹深部筋機能や隣接関節の可動性を高めて,障害部位への負荷を減らし,予防していくことが求められる.
筋・筋膜性腰痛の病態と治療 寺島 嘉紀ほか
スポーツに伴う腰痛において,筋・筋膜に由来する疼痛の頻度は高い.筋・筋膜性腰痛の病態を理解することは,治療を効果的に行ううえで重要である.
CTを用いた腰椎分離症の病期分類と治療方針(小学生発症) 酒井 紀典ほか
腰椎分離症はその病期により様々な病態を示すユニークな疾患であり,その治療においてはその病期・病態のみならず患者背景まで考慮することが重要である.
中高生年代の成長期腰椎分離症の診断とスポーツ復帰 青木 保親ほか
成長期腰椎分離症の治療のポイントは早期診断と予後を予測したうえでの治療方針の決定である.治療成績や予後について十分な知識を持って患者に対応することが重要である.
MRI椎弓根部輝度変化からみた腰椎分離症の診断 合田有一郎
腰椎分離症の診断・治療におけるMRIの有用性とMRI椎弓根部輝度変化からみた腰椎分離症の高位別頻度と予後を調査し,分離症の発生機序や治癒機構について検討した.
スポーツ選手の腰椎外側陥凹部の形状が発症に関係する腰椎椎間板ヘルニアの病態と治療 野村 和教ほか
スポーツ選手の椎間板ヘルニアには,椎間関節肥厚による外側陥凹部狭窄を合併することがあり,手術では同部の骨性除圧がポイントとなる.術前の外側陥凹部の評価にはCTが有用である.
Discogenic pain,HIZ(high signal intensity zone)とModic type I changeの診断と治療 東野 恒作ほか
腰椎椎間板のHIZ:high signal intensity zone,腰椎終板のModic changeは腰痛との関連が示唆されるMRI所見である.スポーツ選手に同所見を認めた場合は,腰痛の原因であることを一考し検査,治療を選択する必要がある.

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