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PEPARS(ペパーズ) 71

PEPARS(ペパーズ) 71

血管腫・血管奇形治療マニュアル

佐々木 了/編

978-4-88117-520-0 C3047

2012年11月

pe0071

定価3,300円(税込み)

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目次

血管腫・血管奇形の分類と関連する症候群 森井 英一
これまで「血管腫」とされてきた多くの診断名が,内皮細胞の性状により再分類され,「(真の)血管腫」と「血管奇形」に整理された.この分類がISSVA分類である.
血管腫・血管奇形の画像診断 三村 秀文ほか
超音波検査・MRIを中心として,静脈奇形・動静脈奇形・リンパ管奇形・乳児血管腫の典型例の画像診断を提示する.
血管腫・血管奇形の保存的対処法 古川 洋志ほか
保存的対処療法を長期間行う患者のモチベーションの維持のためにも,原疾患に対する基本的な治療が同時になされているという認識が患者と医師の双方で必要である.
乳児血管腫(苺状血管腫)に対する薬物療法 渡辺あずさほか
乳児血管腫に対する薬物療法の適応と用法,注意事項について解説した.特に,最新のプロプラノロール治療の実際について参考にしていただきたい.
血管腫・血管奇形に対するレーザー治療 堀 圭二朗ほか
血管腫と毛細血管奇形は異なる病変であるため,それぞれの病態とレーザーの作用機序を理解した上でレーザー機器を選択し,設定を決めることが重要である.
血管奇形の硬化療法 秋田 定伯ほか
血管奇形の治療は,完全治癒を期待できるものと,症状管理を目指すべきものに分かれるが,血管内塞栓療法,硬化療法,手術(切除,再建)を用いて,可能な限り機能保持と整容改善を目指す必要があり,より安全で効果的な治療方法の開発が求められる.
動静脈奇形(AVM)に対する塞栓療法 大須賀慶悟ほか
AVMに対する塞栓療法は,低侵襲的で反復しやすい治療選択肢である.血管造影の詳細な解析により,ナイダスの血管構築と血行動態に応じた到達経路や塞栓物質の選択が重要である.
血管腫・血管奇形の切除治療 成島 三長ほか
血管奇形・血管腫の切除は,専門家でも意見が分かれる部分がある.非常に判断が難しい時がある.今回は実際どのように考えながら治療を進めているかについて種類別に述べる.
リンパ管腫(リンパ管奇形)の診断・治療戦略 藤野 明浩
リンパ管腫の治療には主に硬化療法,手術療法が行われるが,それぞれの特徴をよく理解し,適応,タイミング,組み合わせ戦略などにつき,よく検討することが必要である.

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