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PEPARS(ペパーズ) 32

PEPARS(ペパーズ) 32

手の腫瘍性病変の診断と治療

磯貝典孝/編

978-4-88117-481-4 C3047

2009年8月

pe0032

定価3,300円(税込み)

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目次

表在性皮膚腫瘍の診断と治療 福山國太郎
手の表在性皮膚腫瘍は手背側と手掌側で好発腫瘍が異なる.好発部位や臨床所見の特徴を認識することで的確な臨床診断を行い適切な治療を選択することが重要である.
手軟部腫瘍の診断と治療 福本 恵三ほか
手軟部腫瘍のうち頻度の高いガングリオン,粘液嚢腫,巨細胞腫,グロームス腫瘍,神経鞘腫について診断,治療の要点を述べた.
血管奇形の診断 和田 仁孝ほか
血管腫・血管奇形の診断は,病態を理解した上で,問診,理学所見,MRI,カラードップラーエコーをすることにより可能である.治療方針の決定のため,直接穿刺造影,血管造影検査を追加する.
血管奇形の外科的治療 渡邊 彰二
手の血管奇形は難治であり,硬化塞栓療法と手術のどちらか単独の方法だけでは限界があるので,両方の治療に精通する必要があり,長期計画の下に治療方法を選択することが望ましい.
手の血管奇形に対する血管内治療の実際 大須賀慶悟ほか
ISSVA分類に基づく血管奇形の適切な診断や治療方針は重要である.手術困難例ではIVR治療による症状・QOLの改善が期待される.
手部の良性骨腫瘍の診断と治療 谷口 泰徳
手の良性骨腫瘍では,臨床所見,X線所見,病理組織学的所見により正確な診断を行うことが大切である.特にX線写真にて骨腫瘍に特徴的な所見,病的骨折の有無などを確認する.
手の悪性骨・軟部腫瘍に対する治療方針 森岡 秀夫ほか
手に発生する悪性腫瘍の外科的治療は,解剖学的に複雑で確実な切除縁確保が困難であるが,術前治療や腫瘍の局在を詳細に検討することにより,切断以外の根治的切除を行うことも可能である.
悪性軟部腫瘍の治療 城戸  顕ほか
病理学的な悪性度が同程度の軟部肉腫であっても,局所制御の成否が生命予後に与える重みは組織型によって大きく異なる.症例に応じた切除縁設定の大切さが重要であると思われる.
手の原発性悪性骨腫瘍の診断と治療 加谷 光規ほか
手の原発性悪性骨腫瘍の特性と手の解剖学的特徴を理解することが手に発生する原発性悪性骨腫瘍の診断と治療に必要である.

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