
体外衝撃波療法の基礎と臨床応用
見目智紀/編
978-4-86519-970-3 C3047
2025年12月
mr0320

定価2,750円(税込み)
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体外衝撃波の基礎 |
西須 孝 |
| 体外衝撃波療法は,効果の弱い他の物理療法とは一線を画したもので,他の物理療法より明らかに効果が高い反面,安全のための知識と注意が必要な物理療法である. | |
| 痙縮に対する体外衝撃波療法:中枢系リハビリテーション科医の視点 | 吉田健太郎ほか |
| 中枢神経疾患に伴う痙縮に対し,非侵襲的な体外衝撃波療法(ESWT)は筋緊張緩和やADL改善に有効で,既存治療の補完手段として注目されている. | |
| 脊椎脊髄疾患における圧力波治療の活用 | 緒方 徹 |
| 脊髄障害における痙縮は両側四肢の広範囲に及ぶためボツリヌス毒素の治療を十分に行えないことがあるため,拡散型圧力波による痙縮治療を併用するなどの工夫が有効と考えられる. | |
| 下肢に対する体外衝撃波療法:整形外科医の立場から | 高橋 謙二 |
| 難治性足底腱膜炎では集束型衝撃波や拡散型圧力波の併用が有用であり,偽関節では安定性のある肥厚型偽関節や骨切り後の遷延癒合が集束型衝撃波の良い適応である. | |
| 足部・足関節に対する体外衝撃波療法:理学療法士の立場から | 佐々木雄大 |
| 足部・足関節疾患の腱障害に拡散型圧力波(RPW)を行う際の,機器の特性を考慮した実施方法と,関連する運動機能障害に対する応用を解説した. | |
| 下肢疾患に対する拡散型圧力波治療の実際:理学療法士の立場から | 佐竹 勇人ほか |
| RPWを臨床で活用するにあたって,下肢の各疾患に対する照射エネルギー量や頻度について実践的な情報を紹介する. | |
| 上肢に対する体外衝撃波療法:整形外科医の立場から | 落合 信靖 |
| 上肢に対する体外衝撃波療法(ESWT)は非侵襲的で安全性が高く,肩石灰性腱炎や上腕骨外側上顆炎に有効とされる.保存療法抵抗例に推奨され,今後は適応拡大や標準化が期待されている. | |
| 上肢に対する体外衝撃波療法:理学療法士の立場から | 水谷 仁一ほか |
| RPWはただ照射すればよいというわけではなく,そのメカニズムや照射方法などを理解したうえで使用することが重要である. | |
| 皮膚創傷に対する体外衝撃波療法 | 杉山 卓郎ほか |
| 体外衝撃波療法(ESWT)は難治性皮膚創傷や皮膚潰瘍にも応用されている.血管新生およびコラーゲン産生を亢進することにより組織修復を促進すると考えられている. | |
| スポーツの現場における体外衝撃波療法 | 宮坂 祐樹ほか |
| スポーツ現場で出会うことが多い筋腱損傷や競技復帰後のコンディショニングに拡散型圧力波が有用であることを具体例を提示しつつ説明した. | |

