Monthly Book Derma(デルマ) 314手元に1冊!皮膚科混合・併用薬使用ガイド<増大号>大谷 道輝/編
ISBN:978-4-86519-646-7 C3047
定価:5,500円(税込み)
アトピー性皮膚炎診療の最前線―新規治療をどう取り入れ,既存治療を使いこなすか―<増大号>
本田 哲也/編
978-4-86519-659-7 C3047
2022年10月
de0327
定価5,500円(税込み)
アトピー性皮膚炎の新規治療薬や実臨床での治療のコツ、最新動向までエキスパートたちが徹底解説!今だからこそ読みたい1冊となっています。
Ⅰ.新規治療薬・病勢マーカーを使いこなす | |
デルゴシチニブ軟膏を使いこなす | 井川 健 |
JAK-STAT経路を利用するサイトカインをターゲットにしたJAK阻害薬,その中でも,外用薬として登場したデルゴシチニブ軟膏について,使用法の提案を含めた解説である. | |
モイゼルト軟膏の使い方 | 佐伯 秀久 |
アトピー性皮膚炎治療薬でありホスホジエステラーゼ4阻害作用を持つモイゼルトⓇ軟膏0.3%と1%(一般名:ジファミラスト)の使い方を概説した. | |
最新の病勢評価 | 谷崎 英昭 |
医師による客観的な評価だけでなく,痒みやQOLなど患者主観による評価も確認することによって,より正確な重症度判定が実施でき,疾患コントロールや治療方針の決定につながる. | |
開発中の新薬 | 江川 形平 |
ネモリズマブ(抗IL-31抗体),トラロキヌマブ(抗IL-13抗体),KHK4083(抗OX40抗体),タピナロフ軟膏(AHR作動薬)といった今後発売が見込まれる薬剤について解説する. | |
理論に基づいた実践的コミュニケーション | 大塚 篤司 |
アトピー性皮膚炎の治療の基本はステロイド外用である.しかし,ステロイド忌避やアドヒアランスの問題が残る.外用治療に関しては,行動経済学を用いた患者指導が有効である. | |
Dupilumabはいつまでどのように続けるべきか | 片岡 葉子 |
Dupilumabによる寛解維持には投与継続が必要である.最小限の投与量で最大の効果を維持するために,治療反応性をPOEMスコアの経時変化から5分類し,判断材料とすることを提案した. | |
JAK阻害内服薬の最適患者像 | 益田 浩司 |
アトピー性皮膚炎に対するJAK阻害内服薬として,バリシチニブ,ウパダシチニブ,アブロシチニブがある.これらは皮膚症状だけでなく痒みに対する即効性が高い特徴がある. | |
新規治療の副作用と対策 | 鎌田 昌洋 |
各薬剤の安全性プロファイルを理解して,ハイリスク患者は避けるなど,副作用を最小限にしつつベネフィットを最大限にする治療選択が重要である. | |
皮膚常在微生物叢に基づいたアトピー性皮膚炎の治療法 | 伊東 可寛ほか |
皮膚常在微生物叢を標的とした治療法として,ブリーチバス療法に加えて,生菌製剤という生きた菌を塗布する新たな試みについて最近の知見をふまえて解説する. | |
Ⅱ.実臨床での治療のコツ | |
小児アトピー性皮膚炎と新規治療 | 福家 辰樹 |
小児におけるアトピー性皮膚炎治療の重要性,新規外用薬の臨床試験の紹介に加え,現状における使い方のコツやステロイド外用薬との使い分けなどについて私見を述べた. | |
小児アトピー性皮膚炎における外用指導のコツ | 堀向 健太 |
治療アドヒアランスが決して高くないアトピー性皮膚炎の治療を,心理学的・行動経済学的な視点で診療を行うと良い結果となることもあるので,私見を交え解説する. | |
痒みの評価法と対策 | 石氏 陽三 |
痒みに有効な新規治療薬の登場により,痒みの評価がより重要視されている.しかし,痒みは多面性があるため,その評価は,困難かつ複雑である.本稿では,様々な痒みの評価法を概説する. | |
クリニックでのデュピルマブ使用 | 西村 陽一 |
デュプルマブは,中等症以上のアトピー性皮膚炎の治療戦略を大きく前進させた.今後クリニックでも必須の治療薬となるため,当院での取り組みを紹介したい. | |
最新の生活指導法 | 室田 浩之 |
アトピー性皮膚炎の長期寛解維持達成に生活指導は欠かせない. | |
ジェネリック医薬品のポジショニング | 大日 輝記 |
ジェネリック医薬品は先発薬と同一ではない.その推進が何を目指しているのか,アトピー性皮膚炎診療において私たち皮膚科医はどのような姿勢で臨むべきかについて考察する. | |
アトピー性皮膚炎の併存疾患と新規治療 | 伊藤 泰介 |
円形脱毛症の約40%にアトピー性皮膚炎を合併する.局所免疫療法はときにアトピー性皮膚炎の悪化をもたらす.バリシチニブは新たな選択肢として注目される. | |
Ⅲ.最新動向 | |
国内外の診療ガイドライン | 加藤 則人 |
日本のアトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021のいくつかの項目について,ヨーロッパのタスクフォース,アメリカ皮膚科学会が作成したものと比較しながら紹介した. | |
医療経済とアトピー性皮膚炎の新規治療 | 井波真矢子ほか |
アトピー性皮膚炎の診療は新規治療薬の登場により飛躍的に進歩したが,かかる費用は高額である.医療費の現状と負担を軽減する制度を紹介する. |
Monthly Book Derma(デルマ) 320エキスパートへの近道!間違えやすい皮膚疾患の見極め<増刊号>出光 俊郎/編
ISBN:978-4-86519-652-8 C3047
定価:7,700円(税込み)
Monthly Book Derma(デルマ) 323私はこうする!痒疹・皮膚瘙痒症の診療術片桐 一元/編
ISBN:978-4-86519-655-9 C3047
定価:2,750円(税込み)
カスタマイズ治療で読み解く美容皮膚診療 黄 聖琥/著
ISBN:978-4-86519-813-3 C3047
定価:10,450円(税込み)
カラーアトラス 爪の診療実践ガイド 改訂第2版 安木良博・田村敦志/編
ISBN:978-4-86519-283-4 C3047
定価:7,920円(税込み)
足爪治療マスターBOOK 高山かおる・齋藤 昌孝・山口 健一/編
ISBN:978-4-86519-280-3 C3047
定価:6,600円(税込み)