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Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 34/13

Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 34/13

FAI中期成績の考察と展望

稲葉 裕/編

2021年12月

or3413

定価2,640円(税込み)

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FAIという疾患概念が本邦に広まり十余年が経過した。現在の状況と成績を整理し、最新の知見から見えてくる今後の展望をもまとめた一冊。

目次

FAIの疫学
福島 健介ほか
FAIの疫学に関して,現在までのエビデンスをレビューし,概説する.
FAIの身体所見の取り方 山藤  崇
FAIの身体所見の取り方をアスリートの鼡径部痛におけるドーハ分類の新たな疾患概念にそった診察方法と併せて解説する.
FAIの画像診断―単純X線を中心に― 橋本 慎吾ほか
FAIの診断において単純X線の役割は解剖学的特徴の把握に重要である.さらに関節鏡視下手術の術後不良症例の予測においてもその役割は大きく,十分な理解が必要である.
FAIの診断におけるエコーの有用性 山崎 琢磨
FAIを含む股関節内病変の診断においては,その他の病変の鑑別が重要である.エコーによる関節外病変の知見が蓄積されれば,関節内病変の診断および治療成績のさらなる向上が期待される.
FAIの保存治療の実際 星野 裕信
FAIと診断したらまず保存治療を試みるべきであり,手術治療を回避できる症例もある.保存治療は,疼痛誘発肢位を避ける指導,薬物治療,関節内注射,FAIトレーニングを組み合わせて行う.
FAIに対する手術療法と中期成績 藤井 英紀
FAIに対する股関節鏡視下手術は術後早期だけでなく中期においても良好な成績が維持される.
股関節唇再建術について 雪澤 洋平ほか
修復不可能な股関節唇損傷に対する股関節唇再建術について文献的考察および当施設での手術手技について述べる.
FAIに関連するコンピュータシミュレーション研究と臨床応用 小林 直実ほか
FAIに関連するコンピュータシミュレーション研究について最新知見を紹介し,その臨床的意義について解説する.
関節外病変の諸問題 加谷 光規
股関節痛の原因となる股関節外病変について解説する.
FAI診療の今後の展望 村田 洋一ほか
FAIに対する股関節鏡視下手術の現状の問題点,今後の展望について文献的考察を加えながら述べる.

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