PEPARS(ペパーズ) 140下肢潰瘍・下肢静脈瘤へのアプローチ大浦紀彦/編
ISBN:978-4-86519-340-4 C3047
定価:3,300円(税込み)
戦略としての四肢切断術
上田和毅/編
978-4-86519-341-1 C3047
2018年9月
pe0141
定価3,300円(税込み)
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下肢潰瘍の治療の選択肢の1つとしての切断術。選択にあたってのポイントや義足などについても詳述!
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義足・義手のリハビリテーションから見た切断術 | 田中洋平ほか |
義肢(義足や義手)を機能的にも外観上も良好に装着するためには,断端の長さや表面の状態など,義肢の装着を考慮に入れた切断術が行われることが理想である. | |
歩行運動解析から見た切断 | 赤居正美 |
義足歩行の運動解析は光学式などの動作解析装置を用いて,種々のパラメータを求めるが,基本的な歩行パターンは頑健であり,健常歩行との間にそう大きな差異が見られない.新たな試みが必要である. | |
義足の可能性 | 陳 隆明 |
テクノロジーの進化によって,義足により切断者が得る可能性を広めたと言えよう.しかし,高度なテクノロジーを駆使した高機能義足に過剰な期待を抱くことは危険である.高機能義足を有効に活用するためには,それを運用する側の臨床スタッフ(医師,PT,義肢装具士)の適切な知識と経験が必須である. | |
足部切断術 | 寺師浩人ほか |
創部に至る動脈血の流れと取り除くべき感染巣の把握が,戦略としての足部切断術に必要である.それが最大の目標である患者の歩行維持に繋がる.さらに進行する足趾の変形を念頭に置き診療に臨むべきである. | |
下腿部切断術 | 宮﨑春野ほか |
糖尿病性足病変や重症下肢虚血を対象とした下腿切断術の適応の考え方,切断レベル決定の仕方,実際の手術手技のポイント,合併症の予防や発生時の対応について解説する. | |
CLIにおける大腿切断術 | 北村成紀ほか |
重症虚血肢の患者における大腿切断術では,他科,他職種の連携が必要になることが多い.他科との連携や周術期の管理,実際の手術の工夫を述べる. | |
股関節離断術 | 渡邉英明 |
股関節離断術は,後内側の皮弁を多めに残すこと,また閉鎖動静脈を外閉鎖筋より近位まで剝離して,結紮後切離しないことが重要である. | |
断端形成術におけるマイクロサージャリーの経験 | 上田和毅 |
マイクロサージャリーの技術は,四肢断端形成術において義手・義足装着のためのよりよい断端部の形状を形成するためには有用であり得る. | |
骨盤周囲の巨大褥瘡に対するtotal thigh flapの適応とその実際 | 佐藤佑樹 |
骨盤周囲の巨大褥瘡を一期的に閉創するため,total thigh flapはよい適応である.Total thigh flapの適応とその実際の手術手技について,当科で経験した症例を元に記載する. |