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Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 22/2

Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 22/2

外傷性頚部症候群

馬場久敏/編

2009年2月

or2202

定価2,420円(税込み)

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目次

外傷性頚部症候群の分類と臨床病態 小澤 浩司ほか
外傷性頚部症候群の症状の特徴は,頚部の愁訴のみでなく多彩な病態を様々な時期に示す多様性である.本稿では,提唱されている受傷メカニズムに関して,ケベック分類に則して整理し紹介した.
外傷性頚部症候群の臨床徴候学 田中 信弘ほか
外力により発生する外傷性頚部症候群では多彩な臨床症状を呈する.本稿ではケベック分類に則し外傷性頚部症候群の臨床症候を論述した.
外傷性頚部症候群の画像診断 松本 守雄ほか
外傷性頚部症候群の病態解明は困難な場合が少なくないが,単純X線,MRI,multidetector CTなどの画像検査法が病態解明の一助となる.
外傷性頚部症候群のトリートメント・ストラテジー 小谷 善久
本稿ではQuebec Task Forceが行ったWADに関するケベック分類を軸に治療のアルゴリズムを論じ,systemic reviewの一部を加えたエビデンスに基づく治療の総論について述べた.
外傷性頚部症候群の保存療法・薬物療法 米  和徳
安静は短期間にとどめ早期に日常生活に復帰させる.カラー固定は必要な例にかぎり短期間行い,除去後に積極的な運動療法を行う.薬物療法は症状とその重症度,病期に合わせて行う.
外傷性頚部症候群 紺野 愼一
ケベックガイドラインによる治療方法とブロック療法の実際について述べた.
外傷性頚部症候群の精神身体医学的作業療法 小久保安朗ほか
外傷性頚部症候群の長期化する症状に精神的因子が関係している場合,診察医が精神学的徴候を理解するとともに,他科の医師,医療従事者などとともに,集学的に治療を行うことが重要である.
外傷性頚部症候群の手術療法(前方法を中心に) 村上 英樹ほか
ケベック分類0~IIの外傷性頚部症候群(いわゆるむち打ち損傷)に対し,前方固定術が有用であるとするevidenceはなく,むしろ禁忌と考えるべきである.
外傷性頚部症候群の手術療法(後方法を中心に) 土井田 稔
保存的治療に抵抗し,神経学的所見と画像所見が一致する場合,最小侵襲による後方からの除圧術は外傷性頚部症候群においても有効な治療手段のひとつになり得る可能性がある.
外傷性頚部症候群に対する運動器リハビリテーション 加藤 真介
むち打ち関連障害(WAD)に関する欧米の論文をリハビリテーションを中心にレビューした.

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