肘の解剖,診察のポイント,障害の病態や対応,画像検査で何を診るか等,肘の診断から治療、野球肘検診のための必要最低限の情報を網羅。
スポーツ整形に携わる医師はもちろん、理学療法士、作業療法士、看護師、鍼灸師・柔道整復師、アスレチックトレーナー、野球チームの指導者や保護者の方まで必読の一冊。
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Ⅰ.はじめに
野球肘の捉え方と分類
Ⅱ.肘の解剖
関節・靱帯・筋の構造と機能
①関節の構造と機能
②内側・外側の支持組織
③障害との関わりで注目すべき筋群
Ⅲ.投球障害肘の診察
1.肘の局所診察
①問診で何を聞き出すか
②肘の理学所見の取り方
③画像検査の進め方
2.身体機能全般の診方
肘以外の何処を診るか
コラム:外傷と障害の違い
Ⅳ.肘の内側の痛み―原因へのアプローチ―
1.内側上顆障害
①病態と画像検査
②病期
③保存的対応 概念と具体的内容
2.内側支持機構障害
①年齢と障害されやすい部位
②内側上顆の裂離損傷
③尺骨鉤状結節の剝離損傷
④内側側副靱帯損傷
3.内側上顆および内側骨端複合体の骨端線障害
4.尺骨神経障害と胸郭出口症候群
①尺骨神経障害
②胸郭出口症候群
Ⅴ.離断性骨軟骨炎の病態と治療
1.離断性骨軟骨炎の病態
①病態について
②病期について
コラム:野球肘検診について 学童期の離断性骨軟骨炎に対する検診
2.離断性骨軟骨炎の画像検査
①単純X線とCT
②超音波検査で何を診るか
コラム:検診と健診,メディカルチェックとの違い
③MRIで何を診るか
3.離断性骨軟骨炎の治療
①保存療法
②保存的対応での治癒過程
③保存的対応の実際
④手術治療 術式の選択
⑤障害パターンや病巣の大きさからみた治療選択
Ⅵ.腕尺関節の障害
腕尺関節の骨軟骨障害と滑車の離断性骨軟骨炎
Ⅶ.肘頭の過労性骨障害
1.肘頭の疲労骨折
2.肘頭の骨端線障害
コラム:上腕骨近位骨端線障害
3.肘頭先端部の骨軟骨障害
4.肘頭の難治性疲労骨折
索 引
引用文献