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Monthly Book OCULISTA(オクリスタ) 10

Monthly Book OCULISTA(オクリスタ) 10

黄斑円孔・上膜の病態と治療

門之園一明/編

978-4-86519-010-6 C3047

2014年1月

ocu0010

定価3,300円(税込み)

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黄斑上膜、黄斑円孔における病態解明の進歩、手術手技の進展を臨床に!より詳細な把握、より早期の発見による一段と高度な診療のため、ぜひ本書をご活用ください。

目次

1.黄斑上膜の診断 小畑  亮
黄斑上膜の現在の解剖学的評価の主体であるOCT検査,また変視症評価のためのアムスラーチャートやMチャートなどの機能検査についてを中心に概説した.
2.黄斑上膜の病理
中尾新太郎ほか
黄斑上膜の病理像として,細胞成分(グリア細胞と筋線維芽細胞)と膠原線維が観察される.病態には膜形成と膜収縮があり,グリア細胞と筋線維芽細胞を中心とした分子メカニズムが解明されつつある.
3.黄斑上膜の治療 井上  真
黄斑上膜の手術は視力が良好なうちに行うことが多い.黄斑への障害を最小限にするため黄斑部近傍では黄斑部に向かって求心方向に黄斑上膜と内境界膜の剝離を行う.
4.黄斑上膜の手術適応 井上麻衣子
黄斑上膜術前後のOCTを撮影することで術後視機能の予測が可能である.手術適応を決定する際には視力や患者の自覚症状だけではなくOCT所見も重要な判断材料となる.
5.黄斑円孔の診断 熊谷 和之
黄斑円孔の診断と治療にはまだ問題が多い.Vitreofoveal tractionの予後は不明.黄斑円孔の僚眼には硝子体黄斑癒着牽引を示す所見が多く,しかも中央厚は薄く陥凹が大きい.
6.黄斑円孔の病理 大谷 倫裕
OCTの登場によって,生体眼における硝子体と網膜との関係が明らかになった.特発性黄斑円孔の発症機序について,硝子体の構造とOCT所見を中心に解説する.
7.黄斑円孔の治療 森  樹郎
黄斑円孔手術の手技を内境界膜剝離と周辺硝子体の処理を中心に解説する.特に初心者が習得する際の問題点と対策について実践的かつ具体的に述べる.
8.強度近視の黄斑円孔 島田 典明ほか
強度近視の黄斑円孔は,ときとして黄斑円孔網膜剝離を生じ,通常の特発性黄斑円孔と比較し治療に抵抗しやすい.近年,早期発見や,手術成績の向上が徐々に可能になってきた.

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