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Monthly Book OCULISTA(オクリスタ) 1

Monthly Book OCULISTA(オクリスタ) 1

眼科CT・MRI診断実践マニュアル

後藤 浩/編

88

978-4-86519-001-4 C3047

2013年4月

ocu0001

定価3,300円(税込み)

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オクリスタ 創刊号!
眼窩のCT・MRI画像を中心に眼科医に役立つ所見の見方、方法を実際的に解説。眼窩腫瘍も外傷も、機器の進歩に伴い有力になっていく画像評価にぜひ本誌をご活用ください。

目次

1.CTとMRI検査の目的と正しいオーダー法
吉田 正樹ほか
検査時間が短く利便性が高いCT,軟部組織コントラストに優れるものの検査時間が長く禁忌などの制約の多いMRI.代表的な両検査の原理と基本的な適応を解説する.
2.甲状腺眼症,特発性眼窩筋炎,IgG4関連外眼筋炎(甲状腺眼症と眼窩筋炎) 佐久間雅史ほか
甲状腺眼症,特発性眼窩筋炎,IgG4関連外眼筋炎は外眼筋が肥厚する疾患である.それぞれの疾患を症状・徴候,血清生化学所見,画像所見から鑑別する.
3.視神経乳頭の異常から考える眼窩ならびに頭蓋内病変 橋本 雅人
視神経乳頭異常には腫脹と萎縮があり,腫脹が両眼性で視力良好な場合は頭蓋内圧亢進を疑う.視神経萎縮は慢性的な圧迫障害を示唆し球後または下垂体病変を疑う.
4.瞳孔異常と外眼筋麻痺から考える神経病変 中馬 秀樹
瞳孔,眼球運動を構成する神経の解剖,その障害部位に応じた臨床所見と,確定するMRIの所見の整合性をみて,神経眼科の面白さを知ってほしい.
5.眼窩におけるリンパ増殖性疾患 大島 浩一
眼窩リンパ増殖性疾患のうち,MALTリンパ腫,IgG4関連眼疾患,反応性リンパ過形成,特発性眼窩炎症に着目し,画像所見と病理所見を解説した.
6.眼窩にみられる良性腫瘍 中内 一揚
日常診療で眼窩腫瘍に遭遇する割合は決して高くはないが,その際には焦らずに正しい方向に患者を導くことが大切である.そのためのいくつかのキーポイントを述べた.
7.眼窩にみられる悪性腫瘍 尾山 徳秀
眼窩悪性腫瘍は,詳細な問診と視診,触診さらに画像撮影方法や画像所見の読み方によってある程度鑑別することができる.しかしながら,多種多様な腫瘍が発生するため日ごろからさまざまな画像所見を頭に入れておくと役に立つ.
8.画像所見から眼窩骨折を診断するコツ 鹿嶋 友敬
眼窩骨折の画像診断を行う場合,冠状断のCT画像を診断の基本にするのがよい.内壁・下壁のアライメント,外眼筋・眼窩脂肪の脱出や偏位について注目しながら診断を行う.
9.眼内にみられる良性腫瘍 古田  実
眼内良性腫瘍に対するMRI/CTの適応は限定的であるが,診断のサポートが可能な場合がある.無色素性病変,色素性病変および石灰化をきたす病変のポイントをコンパクトにまとめた.
10.眼内にみられる悪性腫瘍 鈴木 茂伸
眼内腫瘍の診断には詳細な眼底検査が最も重要であるが,MRI,核医学検査,CT,超音波断層検査,蛍光眼底造影などを総合して臨床診断する.

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