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Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 25/10

Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 25/10

CRPSの診断・治療ガイド

浜田 良機/編

2012年9月

or2510

定価2,420円(税込み)

早期診断・早期治療のために必要なエッセンスが満載の一冊!

目次

CRPSの病態と徴候 住谷 昌彦ほか
複合性局所疼痛症候群(complex regional pain syndrome;CRPS)の診断・判定にあたっては,厚生労働省CRPS判定指標に則って行う.
CRPSの病態は複雑で複合的であるが,特徴的な症状・徴候の発症機序には末梢機序と脊髄上位中枢機序の2点が考えられている.
CRPSの病態と徴候診断 西浦 康正
近年,複数の専門家によって診断された症例を用いた統計解析(因子分析と判別分析)に基づいたCRPSの新しい診断基準が提唱されている.本邦においても,2008年にCRPS判定指標が作成されている.
CRPSの薬物療法
 (1) ノイロトロピンの可能性
平田  仁
EBMは確立されていないが,ノイロトロピンはCRPSに対してbisphosphonateと並ぶprophylactic drugsである可能性がある.
CRPSの薬物療法
 (2) カルシトニン
伊藤 彰敏ほか
カルシトニンの鎮痛作用,ノルアドレナリン性血管収縮抑制作用および骨吸収抑制作用について解説し,これらの薬理作用がCRPS治療において様々な症状改善に寄与する可能性について述べた.
CRPSの薬物療法
 (3) 漢方薬
益子 竜弥ほか
漢方薬は,西洋医学では対処できない,あるいは不得手な状態に対しても治療を行うことが可能である.極めて難治性の疾患であるCRPSに対しても有効なことがあるため,治療に難渋した際には考慮されることをお勧めする.
CRPSの薬物療法
 (4) パミドロネート
笹野 信子ほか
パミドロネートを含むビスフォスフォネート製剤は,難治性CRPSにおける疼痛軽減や機能改善の効果が期待できる.
CRPSの薬物療法
 (5) ステロイドの局所静脈内投与
古瀬 洋一
ステロイドの局所静脈内投与は早期のCRPS,殊に浮腫の強い症例に良い適応となる.適応を守れば安全で非常に有効な治療法である.
CRPSに対する交感神経節ブロック 井福 正貴ほか
CRPSに対する交感神経節ブロックは現在でも国内外で選択されている有効な治療法の一つである.
CRPSに対する脊髄電気刺激療法 寺田 仁秀
脊髄刺激療法を効果のある治療としていくためには,電極位置も大事だが,適応基準を守ること,植込んだ後のフォローアップをしていくことが重要となる.
CRPSのリハビリテーション 田邉  豊
運動療法は,ROMの改善だけでなく二次的に生じる異常な運動・姿勢に着目し機能的動作を獲得する手法が薦められる.神経ブロック治療との併用が有用である.チーム医療が大切である.
CRPSの後遺障害等級認定 三上 容司
後遺障害としてのCRPSはRSDまたはカウザルギーとして認定される.RSDの認定には,関節拘縮,骨萎縮,皮膚変化の3要件が必須である.後遺障害認定基準は,医学上の診断基準・判定指標とは異なる.

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