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Monthly Book ENTONI(エントーニ) 53

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 53

めまい薬の上手な使い方<増刊号>

森  望/編

978-4-88117-401-2 C3047

2005年9月

en0053

定価5,657円(税込み)

目次

クリニカルパス 藤田 信哉
クリニカルパスは,米国で治療手順の標準化を目的として開発されたが,医療の質,患者満足度,職員満足度が達成されるためには,社会医療の異なる日本における問題点を克服する必要がある.
めまいのクリニカルパス 羽柴 基之
めまいの急性期のクリニカルパスでは,多様な回復経過に対応できる柔軟性が求められる.薬物治療も汎用性を重視するが,個々の症例により適時変更する必要がある.
めまいのクリニカルパス 塩見 洋作ほか
クリニカルパスは,特定の検査・治療の科学的な根拠に基づいたスケジュール表であり,一定期間の成果を定め,それが達成されたかを解析し,改良し続けることが重要である.
クリニカルパス 伊藤 彰紀ほか
当科で行っている難治性メニエール病に対する内耳麻酔法と硫酸ゲンタマイシン鼓室内注入法の入院治療に関するクリニカルパス(入院診療計画書)を提示すると共に,めまいのクリニカルパスについての基本的な考えを述べた.
めまい薬物療法のEBM 重野浩一郎
どのようなめまい患者にどのようなめまい薬が使われているかを,コクランライブラリーを中心に検索し,代表的なエビデンスについて解説した.
老人のめまい治療薬のEBM 二木  隆
高齢者のめまい治療のコツを述べ,自身の行った治療論文の中から幾つかの薬剤を選び,そのデータの実際を示し,解説を加えた.
耳鼻科医からみた急性期めまいの薬物療法 池田 元久
治療対象としている患者の疾患が本当に前庭障害のみか,常に時系列的に検討する.急性期の治療は鎮静と主として嘔気への対症療法,その後は内耳循環改善薬が主となる.
救急医からみためまいの対処法および薬物療法 森脇龍太郎
めまいをきたす疾患は多岐にわたり,生命予後の不良な疾患も含まれる.めまいそのものの治療も大切ではあるが,むしろその原因となるこれらの予後不良の疾患を決して見逃さないことが救急医にとって肝要であるといえる.
神経内科医からみた急性期めまいの薬物療法 田中耕太郎
めまいの薬物療法の基本は,めまいによる各種症状に対する対症療法と,迅速かつ的確な鑑別診断によって確定された原因疾患に対する固有の治療よりなる.
メニエール病 柿木 章伸
メニエール病の病理組織学的特徴が内リンパ水腫であることから,メニエール病の主たる治療を内リンパ水腫の軽減と考え,基礎実験の結果を踏まえた治療方法について述べる.
遅発性内リンパ水腫の薬物治療 將積日出夫
遅発性内リンパ水腫は,先行する一側の高度難聴に続き発症するめまい,聴力変動が特徴で病態は内リンパ水腫である.利尿薬,漢方薬を含む抗めまい薬の使用法について述べる.
前庭神経炎 室伏 利久
前庭神経炎の治療は,超急性期,急性期,回復期にわけて考え,病期に応じて,注射薬,内服薬,理学療法を組み合わせて行う.最近,ステロイドの有効性が注目されている.
良性発作性頭位めまい症 中村  正
良性発作性頭位めまい症に対して可能であれば理学療法を第一に選択すべきであるが,理学療法無効例や施行不能例に対して薬物療法を使用することは必ずしも無意味ではない.
中耳炎によるめまい 水田 啓介
急性中耳炎によるめまいには積極的な内耳障害の治療を行う.迷路瘻孔を生じた真珠腫性中耳炎例では早期手術治療が必要である.
薬物性めまい 工田 昌矢
薬物性めまいの治療は,問診で薬物性めまいを疑うこと,治療は原因を探ると共に,薬剤の中止,休薬で症状の改善がみられるか否かを見た上で判断することがポイントである.
外リンパ瘻 深谷  卓
外リンパ瘻は手術で回復可能となる数少ない感音難聴である.早期発見には感音難聴やめまい症例を診るときに,この疾患の存在を念頭におき,発症の契機を詳細に問診することにつきる.
ハント症候群に伴うめまい 稲村 博雄
ハント症候群の治療は,可及的速やかなVZVの増殖抑制の目的での抗ウイルス療法と,顔面神経の浮腫軽減,神経炎の治療を目的とするステロイド療法の併用が基本である.
めまいを伴う突発性難聴 青木 秀治
めまい突難の前庭障害の薬物治療は自然治癒や前庭代償があり,治療効果の判定は困難であるが,頭位眼振からみた前庭障害の予後について自験例を紹介する.
精神疾患(不安障害・うつ・身体表現性障害)によるめまい 都筑 俊寛
精神神経疾患によるめまいについて解説した.これら患者のうちにはめまいを訴えそのほかの精神症状を訴えないこともあるので,適切な診断と治療が必要である.
脳血管障害によるめまい 山中 敏彰
脳血管障害によるめまい疾患に携わる場合に,耳鼻咽喉科医として必要な薬理学的知識と病期別の病態に応じた薬物の選択方法について解説した.
血圧変動とめまい 鴫原俊太郎
血管異常,特に脳血管障害が疑われる場合の高血圧への対処法とめまいの臨床で頻繁に遭遇する起立性低血圧症の一般的治療法と薬物使用上の注意について概説した.
中枢性変性疾患における平衡機能検査と治療法 佐藤 達明ほか
脊髄小脳変性症や進行性核上性麻庫を中心に,神経耳科学的平衡機能検査における電気眼振図所見について解説し,加えて中枢性変性疾患に対する薬物療法について概説した.
頸性めまい 岡田 智幸
「頸性めまい」の個人個人の病態は一元的でなく,確実な診断の基にその治療は対症療法が主体である.また,労働衛生の見地から発生予防も重要であると思われた.
頭部外傷後のめまい 工藤 香児ほか
受傷後早期には合併症などに十分注意しながら,注射薬による対処療法を行う.頭部外傷後遺症のめまいに対しては,ルシドリールなどの経口内服薬を数種類併用する.
動揺病 堀井  新
現在動揺病に使用されている薬剤は,抗ヒスタミン薬および抗コリン薬である.今後,セロトニン,NK-1,バゾプレッシン受容体に作用する薬物が臨床応用できる可能性がある.
原因不明の“めまい” 結縁 晃治
めまい患者の15~20%は精査しても原因不明である.このような患者への処方・対応方法について解説した.原因不明で症状不変な患者に漫然と投与を続けるのは一番望ましくない.

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