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Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 263

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 263

障害児の移動能力を考える

小﨑慶介/編

978-4-86519-465-4 C3047

2021年7月

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定価2,750円(税込み)

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脳性麻痺と二分脊椎を中心に、評価・治療・リハビリテーションの実際を専門家が解説。今後、活用が期待されるロボティクスについても実例を交えて詳しく紹介しており、これからのリハビリテーションを考えたい人にも好適な内容です。

目次

障害児の移動能力評価 近藤 和泉
各発達段階の移動能力の獲得状況とそれが感覚過敏の残存とあいまって,最終的な移動能力にどのような影響を及ぼすかについて説明.GMFCSの使用を推奨した.
脳性麻痺と脳原性障害による障害児の移動能力―評価と治療― 金城  健
痙縮が運動発達やリハビリテーションの阻害因子となっている場合に痙縮治療を考慮し,GMFCSレベルに基づいた最終ゴールをイメージして治療戦略を立てることで,長期的なQOLの改善に役立つ.
脳性麻痺と重症心身障害による障害児の移動能力―リハビリテーションのポイント― 藪中 良彦
脳性麻痺児に対しては,GMFCSレベル別の一般的目標を念頭に個別目標を子どもと家族と協業して決定する.重症心身障害児に対しては,電動乗物を使用して認知機能を向上するアプローチが有効である.
二分脊椎の評価と治療 田中 弘志
二分脊椎は症例により麻痺レベルが大きく異なるため,Sharrard分類による正確な麻痺レベルの評価を行い,Hoffer分類による移動機能の目標を設定し,装具治療およびリハビリテーションを行うことが重要である.手術は生活やリハビリテーションや患者の予後を考慮したうえで慎重に検討することが重要である.
二分脊椎をはじめとする弛緩性麻痺―リハビリテーション― 北原エリ子
二分脊椎児の移動機能向上のためのリハビリテーションにおいては,予測した移動能力と患児家族のニーズについて,多職種で情報を十分に共有して進めることが重要である.
四肢形成不全症児の姿勢制御と移動能力
藤原 清香ほか
四肢形成不全症の小児がその運動発達と成長の過程で,機能障害に対してどのように補装具などで機能を補い,活動への支援を必要としているのかを解説した.
移動支援機器(歩行器・車椅子・電動モビリティなど) 松尾 清美
歩けない障害児の移動能力獲得のための移動支援機器について,身体機能と言語理解で5つに分類し,発育支援のための自立移動と介助移動の考え方と移動支援機器の使用事例を紹介した.
脳性麻痺リハビリテーションにおけるロボティクスの応用 上野 友之
脳性麻痺児に対するロボットリハビリテーションは,その取り組みが始まったばかりであるが,効率的な運動量の確保,適切な運動学習の反復が可能であることから期待されている.
アクティブ歩行器の遷延性意識障害者の試乗と改良 小林  宏ほか
寝たきりでも完全麻痺でも,安全に立位で歩行できる装置を開発し,遷延性意識障害者に大きな刺激を与えることができたこと.また,不全麻痺の方用に,簡易な装置を開発したこと.
小児の感覚認知機能と運動・移動 芳賀 信彦ほか
小児の感覚・認知が運動・移動に与える影響について,先天性無痛無汗症における歩容の特徴の変化,四肢形成不全における四肢の認知と運動スキルの関係を例に検討した.

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