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Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 249

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 249

高齢者脊椎疾患リハビリテーションアプローチ

髙木理彰/編

978-4-86519-451-7 C3047

2020年6月

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定価2,750円(税込み)

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超高齢社会において、リハビリテーション医療でも重要となる脊椎疾患・骨粗鬆症への診療アプローチを脊椎疾患治療のエキスパートが概説!

目次

高齢者脊椎疾患の病態特性
岡田英次朗ほか
高齢者によくみられる腰部脊柱管狭窄症,頚椎症性脊髄症,びまん性特発性骨増殖症などの脊椎疾患の病態と診断時の注意点を概説する.
脊椎疾患患者の評価法 折田 純久ほか
脊椎患者の神経学的所見や機能・認知機能評価など代表的な評価法や認知機能評価について概説,さらにはサルコペニアなど高齢者をとりまく問題点・特殊性について述べた.
脊椎疾患の保存療法―運動療法,物理療法,装具療法の留意点― 松谷 重恒ほか
脊椎疾患の保存療法について概説し,代表する脊椎疾患への適応について述べた.高齢者に対して早期に治療介入することでADLを低下させないよう留意することが望ましい.
高齢脊椎疾患患者の薬物療法―疼痛管理の留意点― 小林  洋ほか
高齢脊椎疾患患者の薬物療法においては,腰痛診療ガイドラインやSpine pain DETECTなどのツールを利用して適切な種類・量を選択し,患者ごとの問題点に注意して行うことが重要である.
高齢脊椎疾患患者に対する栄養管理の留意点 鈴木 智人
脊椎疾患の周術期栄養管理においては,低栄養状態を見逃さないことが重要である.血液検査や各種スクリーニングツールを用いた適切な栄養評価が必要である.
腰部脊柱管狭窄症と変形性脊椎症―周術期リハビリテーションの留意点― 飯塚 陽一ほか
超高齢社会を背景に増加している腰部脊柱管狭窄症に対する手術例の周術期管理とリハビリテーションの実際および留意点について概説する.
骨粗鬆症性椎体骨折におけるリハビリテーション医療 杉田  誠ほか
椎体骨折患者のリハビリテーションは,安静時から積極的に筋力訓練を行い,筋力維持に努める.離床後は,歩行訓練に加え,日常生活動作訓練,持久力訓練を行う.
高齢脊髄損傷患者のリハビリテーション医療―骨髄間葉系幹細胞移植治療との関連― 廣田 亮介ほか
近年増加している高齢者脊髄損傷は,受傷後ADL獲得が不良であり介護量も多いことが問題である.骨髄間葉系幹細胞による再生医療は同病態にも一定の効果が期待される.
脊髄損傷完全四肢・対麻痺患者に対するロボットリハビリテーション医療の可能性 清水 如代ほか
HAL®は,生体電位センサを持つ装着型サイボーグである.本来の主動筋ではない残存筋をトリガーとして選択するT-HAL法は,完全対麻痺患者の随意的な麻痺肢訓練法である.
脊椎転移患者の「がんロコモ」とリハビリテーション治療 小山内俊久
脊椎転移患者の「がんロコモ」対策にリハビリテーション治療は不可欠であり,脊椎不安定性と発生部位に応じた治療計画が患者のQOL維持につながる.

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