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Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 247

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 247

緩和ケアとQOL―リハビリテーション医療現場でどうアプローチするか―

宮田知恵子/編

978-4-86519-449-4 C3047

2020年4月

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定価2,750円(税込み)

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より高いQOL実現に必要な、リハビリテーション診療に関する知識とスキルを結集! 実践的にお読みいただけます。

目次

緩和ケアとがんのリハビリテーション診療 宮田知恵子
がん患者に対するリハビリテーションは,緩和医療における非薬物療法として,終末期に限らず,患者と家族のQOL維持・改善に重要な役割を担う.
知っておきたい:がん性疼痛のアセスメントと薬物療法の基本 金子  健
患者に寄り添い,適切に痛みをアセスメントすることが,がん患者を痛みから解放し日常生活を取り戻すための第一歩である.
知っておきたい:コミュニケーション・スキル―患者からの難しい問いかけに向き合うとき― 枷場 美穂
がん闘病中の患者から「先が短いのにリハビリテーションをする意味はあるのか」といった,難しい問いを投げ掛けられるとき,医療者としてどのように向き合い,答えるのかを考えたい.
活動を維持するために:がん患者のロコモティブシンドローム(がんロコモ) 森岡 秀夫
がんは患者が動くために必要な運動器に様々な影響をもたらす.これは「がんロコモ」といわれ,その定義は,「がん自体あるいはがんの治療によって,骨・関節・筋肉・神経などの運動器の障害が起きて,移動機能が低下した状態」である.
活動を維持するために:骨転移を伴うがん患者へのリハビリテーション診療―チームアプローチにおける実践― 北原エリ子
骨転移を伴うがん患者が,骨折や麻痺などの骨関連事象のリスクを管理しながら運動機能を維持・改善するためには,多職種による情報共有と継続的検討が重要である.
活動を維持するために:呼吸困難・疼痛を有する患者への対応 島﨑 寛将
呼吸困難,疼痛は患者の生活を大きく制限する.一方で精神心理面や環境要因によっても影響される.患者・家族自身が症状と上手に向き合い,生活を再建することが重要になる.
活動を維持するために:患者・家族の精神的苦痛への対応 田尻 寿子
抗がん剤などの治療を継続するためには活動性の維持・改善が必須であり,リハビリテーション介入が重要とされる.リハビリテーションを継続するためには,意欲低下をきたさないような動機付けが重要である.
食べる・話すをサポートする:摂食嚥下障害・コミュニケーション障害を有する患者への対応
飯野 由恵ほか
生活に欠かすことのできない機能に対して,障害が生じている機序を考えながら評価・訓練を立案し,退院後の生活までを考えたかかわりが必要である.
今後の課題:AYA世代のがん患者に対するリハビリテーション診療 窪  優子ほか
AYA世代の診療体制の課題や心理社会学的特徴に触れ,事例を紹介しながらリハビリテーションの実践について解説する.
今後の課題:在宅療養中のがん患者に対するリハビリテーション診療 大森まいこ
在宅で療養生活を送る患者さんのQOL向上のためにリハビリテーションが果たす役割,効果について,またリスク管理や具体的なアプローチ方法についてもまとめる.

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