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Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 246

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 246

記憶障害のリハビリテーション診療―私のアプローチ―

大沢愛子/編

978-4-86519-448-7 C3047

2020年3月

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定価2,750円(税込み)

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この一冊で記憶について知り、適切に評価し、アプローチの方法を理解できるよう構成されています。初めての方、再確認したい方にオススメです。

目次

記憶を司る脳部位 武田 英孝
今日,記憶の神経回路としてPapezの回路,また情動の神経回路としてYakovlevの回路が知られている.これらは海馬傍回の皮質構造や皮質下の側坐核,淡蒼球,視床,視床下部を介し神経結合をもち相互に影響を及ぼし合っている.
脳卒中による記憶障害
前島伸一郎ほか
脳卒中によりエピソード記憶の障害をきたすことは稀ではなく,臨床家は病状理解に加え,脳血管系と障害部位の理解が必要である.
外傷性脳損傷―記憶障害との関連について― 船山 道隆
外傷性脳損傷の中核である,びまん性軸索損傷では,注意/遂行機能障害,処理速度の低下,ワーキングメモリやエピソード記憶の障害,意欲低下やこだわりなどが出現することが多い.
神経疾患 鈴木由希子ほか
記憶障害,特にエピソード記憶の障害をきたす神経疾患としては,アルツハイマー病,側頭葉てんかん,Korsakoff症候群,一過性全健忘などがある.
高齢者における認知機能低下 佐治 直樹
認知的フレイルは,①高齢者で,②身体的フレイルと軽度の認知機能障害があり,③認知症ではないもの,と定義され,認知症の高リスク群である.
記憶の分類 上田 敬太
記憶の分類で特に重要なのは,短期記憶と長期記憶の違いである.この2つは,基盤となる脳構造が異なり,互いに独立して障害され得る.
記憶障害の評価 高岩亜輝子
記憶の検査は患者にとって抵抗感があることが多い.検査に対して十分な了解を得たうえで検査を開始することが重要である.
Working memoryとその評価 吉村 貴子ほか
Working memory(WM)は高次の認知処理を支える機能のひとつである.WM機能の多面性を考慮して評価することが,適切なWMの評価につながる.
記憶障害のリハビリテーション診療の流れ 大沢 愛子ほか
記憶障害のリハビリテーション診療においては,記憶のみならず,記憶を修飾する他の認知機能の評価が不可欠で,それらの評価に基づき,日常生活や社会生活の復帰に向けた治療を実施すべきである.
記憶障害に対する訓練 繁野 玖美ほか
本稿では,臨床の場でよく用いられる,環境調整,外的補助手段,誤りなし学習と能動的参加,障害への気づきを高める訓練について,事例を交えながら概説する.
日常記憶のリハビリテーション―その具体的方法― 太田 信子
日常生活上の記憶の問題と,社会的不利について解説した.適用的アプローチと集団訓練の意義,社会資源の活用などの支援の方法を取り上げた.

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