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整形外科最小侵襲手術ジャーナル(J MIOS) 79

整形外科最小侵襲手術ジャーナル(J MIOS) 79

低侵襲脊椎手術の合併症とRevision Surgery

中川 幸洋/編

978-4-88117-772-3 C3047

2016年5月

mi0079

定価3,520円(税込み)

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低侵襲脊椎手術に伴う各手術手技に対する特有の合併症と予防、その対策、再手術、解決法を、最小侵襲の視点から詳しく解説。
MED、PED、PPSを用いたMISt、MIS-long fixation、MIS-TLIF、CBT-PLIF、XLIF、OLIF、BKP、X-STOP法のエキスパートによる「今、知りたい」最小侵襲の手技の世界がここにあります。

目次

<Editorial> 中川 幸洋
 
MEDの合併症とその対策(頚椎,腰椎) 岩﨑  博ほか
頚椎・腰椎後方内視鏡手術(MED)における合併症の特徴を十分に理解し,その注意点,対策および再手術を含めた対処法を習熟することが重要である.
PEDの合併症と対策・再手術 山下 一太ほか
PEDにはExiting nerve root損傷や痙攣発作などの特有の合併症が報告されている.予期し得る合併症を十分に想定して,PEDを安全・確実に施行しなければならない.
経皮的椎弓根スクリュー(PPS)を用いたMISt手技,MIS-TLIFの合併症と対策,Revision 磯貝 宜広ほか
超高齢社会においてMIStは必要不可欠な手技となりつつあり,その基本手技であるPPSとMIS-TLIFのピットフォールと合併症について十分に理解する必要がある.
MIS-long fixationの合併症と対策,Revision 齋藤 貴徳ほか
PPSを多椎間固定に応用可能な疾患を挙げ,その適応,問題点,合併症について詳細に報告した.
Mini-open TLIFの手術手技の実際とピットフォール,合併症 反町  毅ほか
Mini-open TLIFの手術手技とピットフォール,手術合併症を回避するコツや,手術合併症としての椎体間ケージの脱転,術後感染のrevision surgeryについて詳しく述べる.
PLIFにおけるCBT法による椎弓根スクリューの合併症とその対策
大和田哲雄ほか
新しい方法には新しい合併症が起こり得る.合併症につき熟知し,症例によりその適応を考慮する柔軟さも必要である.
XLIF®の合併症と対策 山田  宏
XLIF®を臨床の場に導入する際に我々が経験・学習した多くの貴重な情報をもとに,XLIF®手術の合併症とその対策方法について詳述する.
Oblique lateral interbody fusion(OLIF)の合併症と対策,Revision 大鳥 精司ほか
近年,低侵襲前方固定としてXLIF,OLIF法が導入された.合併症としてケージのsubsidence,椎体終板損傷,術後大腿部の痺れ,違和感,分節動脈損傷,脊髄神経損傷,下行結腸傷害,尿管損傷,腹膜損傷,逆行性射精があり注意を要する.
Balloon Kyphoplasty(BKP)の合併症と対策 戸川 大輔
BKPの合併症は続発性骨折が最も多い.骨セメント漏洩も頻度が高いが症候性の合併症率は低い.また頻度は少ないが骨セメント塊の脱転,血腫,感染,術後神経合併症などの合併症も散見される.
腰部脊柱管狭窄症に対するX-STOPの合併症と対策,Revision 久野木順一ほか
インプラント不全による症状再発の可能性があるため,適応は除圧術より厳密であるべきである.インプラントの脱転や後方移動を避けるための手術手技や棘突起形態についての配慮が必要である.

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