局所皮弁塾 あなたならこの顔の欠損をどう治す? 四ッ柳高敏/著
ISBN:978-4-86519-830-0 C3047
定価:12,100円(税込み)
耳介の形成外科
金子 剛/編
978-4-88117-491-3 C3047
2010年6月
pe0042
定価3,300円(税込み)
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耳甲介型小耳症に対する耳介形成術 | 四ッ柳高敏ほか |
遺残耳介の耳甲介,対輪を考慮した肋軟骨フレーム.耳輪と対輪部分での遺残耳介と肋軟骨フレームの連結方法. | |
先天性耳介変形の非観血的治療の実際 | 杠 俊介ほか |
先天性耳介変形に対する非観血的矯正治療の適応,矯正方法,治療時期,治療期間,予後を各変形別に解説し,今後の課題を挙げた. | |
副耳・耳瘻孔の手術 | 徳山英二郎ほか |
日常最も接する機会の多い耳介形態異常として副耳,耳瘻孔が挙げられる.当施設での治療方針,および注意点などについて述べる. | |
埋没耳形成術 | 吉村 陽子 |
埋没耳の治療の第一選択は非観血的矯正である.手術は,(1)耳介後面の筋群の処理,(2)対耳輪の折れ曲がりの解除,(3)耳輪癒着の修正,(4)耳甲介の深さの軽減,(5)皮膚の補充方法を考慮する. | |
立ち耳の治療 | 永竿 智久ほか |
耳介の過度の聳立をその主徴とする,頻度の高い耳介変形である立ち耳につき,手術法を論じる. | |
折れ耳,絞扼耳輪の形成術 | 大久保文雄ほか |
折れ耳,絞扼耳輪はその中でも比較的単純な形態を示し,治療のコンセプトもわかりやすいが,意外に実際の治療には難渋することが多い.臨機応変に手術手技を駆使し,時には変形を残しても全体のできあがりを考慮することが大切である. | |
小耳症耳介形成術(永田法の応用) | 山本 康ほか |
小耳症手術の手順を,当施設での経験による細かいノウハウを加えて解説している. | |
耳垂の形成術 | 梅川 浩平ほか |
先天性耳垂裂や,外傷,熱傷による耳垂欠損の治療は,古くから様々な方法が報告されている.耳垂ケロイドは,外科的治療を行う場合は後療法が重要である.保存的治療も奏効する. | |
耳介欠損の再建 | 相原 正記 |
外傷や腫瘍切除後など後天性の耳介欠損では,各種の変形が認められる.そのため,一様な手術法は存在しない.そのなかでも有用と思われる主な手術法について概説した. | |
骨接合インプラントによる耳介エピテーゼ | 河奈 裕正ほか |
骨接合インプラントによる耳介エピテーゼ治療は,頭蓋内にドリル穿孔させないような計画立案が重要である. | |
インプラント支持エピテーゼによる小耳症初回手術の長期経過と今後の展望 | 中西 雄二ほか |
小耳症の手術は術者の能力に左右されシングルオペレーターを基本としている本法の形成外科医にとっての評価はまちまちである.インプラントを支持としたエピテーゼによる再建,いわゆるオッセオインテグレーションサージャリーはドナーの犠牲はなく今後の再建方法としての一法と考えられる. |