耳鼻咽喉科診療 私のミニマム・エッセンシャル 耳鼻咽喉科診療 私のミニマム・エッセンシャル本庄 巖
市川銀一郎/編
ISBN:978-4-88117-057-1 C3047
定価:7,700円(税込み)
痛みの性状からわかる耳鼻咽喉科疾患
福田 諭/編
978-4-88117-842-3 C3047
2013年5月
en0153
定価2,750円(税込み)
I.総 論 | |
1.頭の痛み | 山田 雅人ほか |
国際頭痛分類をもとに,頭痛と耳鼻咽喉科・頭頸部外科疾患とについて概説する. | |
2.耳の痛み | 鍋倉 隆ほか |
耳痛は,耳に原因がある耳性耳痛と耳以外に原因のある非耳性耳痛に分類される.外耳と中耳の知覚神経支配および耳痛をきたす疾患について十分熟知したうえで診断を行うべきである. | |
3.鼻・副鼻腔・顔面の痛み | 鴻 信義 |
鼻・副鼻腔・顔面の痛みの原因は,三叉神経痛,鼻副鼻腔炎や腫瘍など鼻科疾患,急性緑内障や視神経炎など眼科疾患,齲歯や顎関節症など歯科疾患など様々である. | |
4.咽喉頭の痛み | 櫻井 一生 |
咽喉頭痛の原因は,咽喉頭疾患,他臓器疾患,全身疾患など多様である.診察の際には,視診とともに問診が重要である. | |
5.唾液腺の痛み | 吉原 俊雄ほか |
唾液腺の痛みは唾液腺自体の疾患と周辺組織の疾患が原因となる.炎症,腫瘍,唾液排出障害など痛みの訴えを起こす疾患について概説する. | |
6.頸部の痛み | 工田 昌也 |
頸部の痛みをきたす疾患には部位に特有のものも多く,頸部の解剖の理解は診断の上で重要である.頸部の痛みのコントロールの基本は原疾患の治療であり,そのためには,疾患の鑑別を速やかに行うことが必要である. | |
7.耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の痛みと画像診断―症例提示を中心に― | 尾尻 博也 |
耳痛,鼻副鼻腔・顔面痛,咽喉頭痛,唾液腺部痛,頸部痛に分けて,代表的病態の画像を提示,所見とともに,画像評価に必要な範囲において臨床的事項を概説する. | |
II.各 論 | |
1.帯状疱疹・Hunt症候群 | 勝見さち代ほか |
Hunt症候群の早期診断に役立つ耳痛の特徴について述べた. | |
2.舌痛症 | 新鍋 晶浩 |
心因的要素が多分に関与している舌痛症の診療は,器質的疾患の有無を十分に検討しながら患者との信頼関係を築くことが重要である. | |
3.STIと咽喉頭の痛み | 余田 敬子 |
咽喉頭に関連する性感染症である梅毒,HSV感染症,HIV感染症,淋菌感染症,クラミジア感染症,HPV感染症について,痛みの性状からみた臨床像,診断,治療について概説した. | |
4.First bite syndrome | 古田 康ほか |
副咽頭間隙腫瘍,耳下腺深葉腫瘍摘出術後の合併症として,摂食の際,最初の咀嚼(first bite)時に耳下部の痛みが生じるfirst bite syndromeについて術前説明を行うのが必須である. | |
5.化学放射線併用療法に伴う痛みと対応―粘膜炎の対応を中心に― | 久保田 彰 |
化学放射線同時併用療法の疼痛緩和に直結する粘膜炎の発生機序,予防,治療法を検討した.粘膜炎の管理は治療完遂率,治療成績,晩期の嚥下障害に影響する. | |
6.がん治療における緩和ケア―ペイン・コントロールを中心として― | 田巻 知宏 |
がん疼痛を適切に診断し,適切な薬剤と適切な副作用対策を施し,薬剤以外での疼痛緩和の可能性を検討することが,がん疼痛緩和には重要である. |
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