ここからマスター!手外科研修レクチャーブック 小野真平/著
ISBN:978-4-86519-810-2 C3047
定価:9,900円(税込み)
手の外科リハビリテーション実践マニュアル
山口利仁/編
978-4-88117-294-0 C3047
2004年8月
mr0044
定価2,619円(税込み)
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遊離筋肉移植術後のリハビリテーション | 土井 一輝ほか |
遊離筋肉移植術では脱神経期間が長くなるため,その間のdynamic tenodesis effectと移植筋への圧迫による他動的腱滑走訓練が重要である. | |
橈骨・正中・尺骨神経高位麻痺に対する腱移行術後のリハビリテーション | 鈴木 修身ほか |
術前の拘縮予防と術後のリハビリテーションが治療成績に大きく影響する.後療法を行うにあたり,麻痺筋と移行筋の解剖を十分に理解する必要がある. | |
上腕・前腕切断に対する再接着術および2次再建術後のリハビリテーション | 稲田 有史 |
Major replantationの治療戦略について,筆者の考えを述べた.個々の症例によって,挑戦的な治療を行わない限り,前腕中央から上腕部での機能回復はあり得ないと思われる. | |
手関節屈筋腱損傷後のリハビリテーション | 平瀬 雄一 |
屈筋腱損傷後の早期運動療法の変遷と治療プログラムについて述べた. | |
手指切断再接着術後のリハビリテーション | 山口 利仁 |
「(指を)落とした,つけた,動かせた」.短時間でさりげなく元に戻せばヒトは自然に指を動かす. | |
キーンベック病,舟状骨偽関節に対する手術とリハビリテーション | 河村 健二ほか |
手術法と後療法について概説した.術前の正確な病態把握と適切な手術法の選択が重要である.リハビリテーションは手関節可動域の改善と握力の回復を目標に行う. | |
手関節部の靱帯およびTFC損傷の再建方法 | 堀井恵美子 |
TFC損傷の治療としては,鏡視下切除,縫縮,尺骨短縮術が適応となる.手根靱帯損傷の陳旧例の再建は困難で,種々の再建方法がある.部分手関節固定術も適応となる. | |
腱断裂に対する腱縫合術,腱移植術後のリハビリテーション | 牧 裕 |
早期自動運動を行うには強固な腱縫合と熟練したハンドセラピストの関与が前提となる.腱移植例での早期運動の安全性はまだ確定していない. | |
リウマチ手に対する人工関節置換術とリハビリテーション | 政田 和洋ほか |
人工指関節術後3週以内に可動域を獲得しておかなければ以後の可動域の改善は望めない. | |
Stiff handの発症とそのセラピィ | 阿部幸一郎ほか |
外傷後の手の浮腫のコントロールの重要性と,生じた拘縮の鑑別とそのセラピィについて述べた. |