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整形外科最小侵襲手術ジャーナル(J MIOS) 42

整形外科最小侵襲手術ジャーナル(J MIOS) 42

股・膝関節の最小侵襲手術

出沢 明/編

978-4-88117-142-4 C3047

2007年2月

mi0042

定価3,080円(税込み)

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目次

〈Editorial〉 出沢  明
 
人工股関節置換術における2-incisionアプローチの手術手技と臨床成績
平川 和男ほか
イメージを使用し,ブラインドで行う部分も多い特殊な方法であるため難易度も高いが筋腱切離をほとんど行わないためにリカバリーの早い有用な方法である.
小切開前側方進入人工股関節置換術の周術期合併症からみた臨床成績 樋口富士男
人工股関節置換術を最小侵襲手術として前側方進入法で実施する場合の術中の工夫を述べ,その臨床成績を周術期の合併症から分析した.術後の脱臼率は2.1%,再置換率は1.2%であった.
小切開後方アプローチ人工股関節の臨床結果 中村  茂
小切開後方進入法は,インプラントの設置精度や合併症頻度が標準切開後方進入法と同等で安全性が高く,術中出血量が少ない.
Postero-lateral Mini One IncisionによるTHAの手術手技のポイントと臨床成績の検討 田中 泰弘
後側方法によるMIS-THAの手術手技の詳細を報告し,従来法では得られないいくつかの利点に関して記述した.
股関節人工骨頭の臨床成績 吉原  潔ほか
小皮切での人工骨頭挿入術は美容的にも手術侵襲を小さくする意味でも有意義であるが,そのためにインプラント設置の正確性が損なわれてはならない.
Navigationシステムを用いた人工膝関節置換術 高亀 克典ほか
ナビゲーションシステムの利点,欠点を理解していただきこのシステムでは軟部組織バランスの定量評価が今後可能になる可能性が高い.
膝屈曲獲得最小侵襲手術TKA(良好なバランス獲得の工夫について) 金粕 浩一
最小侵襲人工膝関節全置換術において,術後深屈曲が得られた際にも安全で良好な治療成績をめざして,現在筆者が行っている手術手技と注意点について述べた.
オックスフォード型片側置換術―さらに小切開を目指して― 吉田研二郎
オックスフォード型片側置換手術を最小切開で注意する点を術中写真を中心に解説した.膝の姿位とレトラクションによるウインドウ手術の概念で手術を進めることがポイントである.
MIS-TKAにおける軟部組織バランス 水野 清典ほか
MIS-TKAにおける軟部組織バランスの調節方法の現状での問題点を解説した.MISでは展開が小さいため,骨切り前に軟部組織バランスを十分調節することが難しい.

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ISBN:978-4-86519-818-8 C3047
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