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整形外科最小侵襲手術ジャーナル(J MIOS) 32

整形外科最小侵襲手術ジャーナル(J MIOS) 32

MIPOの適応とそのコツとpitfall

田中 正/編

978-4-88117-132-5 C3047

2004年9月

mi0032

定価3,080円(税込み)

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目次

〈Editorial〉 田中  正
 
プレートの歴史と新しい内固定器LISS(Less Invasive Stabilization System)
Schütz, M. ほか
AOプレートの歴史を振り返り,角度安定性を有しMIPOで固定するという特徴をもつ最新のプレートシステムLISSについて紹介した.
MIPO法の基本概念 森川 圭造
MIPOの基本概念をプレート固定法の科学的背景とbiological fixationの理論から解説し,治療成績から得られたその発展について紹介する.
脛骨骨折に対するMIPOの適応と限界 花林 昭裕
MIPOは従来の観血的整復固定術に比し良好な骨癒合過程を示す.しかし,骨折部を展開しないため必然的に整復不全をきたしやすく注意が必要である.
膝関節周辺骨折に対するMIPO(minimally invasive plate osteosynthesis) 長野 博志ほか
膝関節周辺骨折に対するMIPOの適応,手術手技,ピットフォール等について自験例を交え述べた.骨幹端部に重度の粉砕がある骨折症例がもっともよい適応である.
脛骨遠位端骨折に対するMIPO 佐藤  徹ほか
骨および周辺軟部組織の血行に問題ある脛骨遠位部骨折に対するMIPOのコツや手技上の注意点について詳細した.
下肢長管骨骨折に対するMIPO 加藤 大介ほか
下肢長管骨のMIPO法を行う際に重要なことは,できるだけ長いプレートを選択し,骨折部から離してスクリューを設置することである.このことにより良好な骨癒合が期待できる.
下肢長管骨骨折に対するMIPO―整復・固定手技と注意点 田中  正
手術操作が時に困難であるMIPOを上手に行うために知らなければならない,さまざまな整復法・整復位の評価法,その他固定手技の注意点やコツを述べた.
前腕骨骨折に対するMIPO 山中 一良ほか
MIPOによる橈尺骨骨幹部骨折の治療の適応,手術手技の実際および留意点について述べる.

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