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Monthly Book ENTONI(エントーニ) 328

Monthly Book ENTONI(エントーニ) 328

見落としてはいけない合併症―早期発見・早期対応―<増大号>

松本文彦/編

978-4-86519-735-8 C3047

2026年10月

en0328

定価5,500円(税込み)

3営業日内ですぐに発送!

★★★10月13日(火)発売予定!ご予約承ります!★★★
耳鼻咽喉科診療で知っておきたい合併症のサインと対応を、各領域のエキスパートが解説。見逃しを防ぐための着眼点から、発生時の初動まで、明日からの診療に役立つ実践的な知識と判断のポイントを紹介。

目次

 Ⅰ.耳科領域 
外耳道の疾患 安齋  崇
外耳道疾患は重要構造物に隣接するため,外耳道癌や術後仮性動脈瘤,自己免疫疾患などの稀な疾患や合併症を見逃さず,早期発見・早期対応を図る点が重要である.
中耳の手術
安田 大志ほか
中耳手術における放置せずに手術に踏み切るべき症状やタイミング,また手術による合併症とその対応についても概説する.
人工聴覚器 高橋 優宏
人工聴覚器はデバイス埋め込みに伴う特有な合併症が存在する.早期発見と適切な対応が予後改善に重要である.
中枢性めまい 横田 淳一
中枢性めまいの中には,末梢性めまいと類似した例や,直接生命予後に関係する場合,あるいは治療により改善治癒する例もあり迅速・的確な鑑別診断が必要である.
PPPD(持続性知覚性姿勢誘発めまい) 中山 明峰ほか
PPPDはあらゆるめまい疾患から移行しうる機能性前庭疾患であり,初診時から心理・環境背景を評価し,認知行動療法を含む早期介入が重要である.
顔面神経の手術 山田 啓之
側頭骨解剖の熟知,確実な神経同定,愛護的な剝離手技が顔面神経温存の鍵である.損傷時は術中モニタリングや臨床経過に基づき,再建や保存的治療を迅速に判断すべきである.
側頭骨・頭蓋底手術 小宗 徳孝
側頭骨・頭蓋底手術では合併症を完全に回避することは困難であり,早期発見と迅速・適切な対応,ならびに多職種連携が重要である.
 Ⅱ.鼻科領域 
下鼻甲介手術 細川  悠
下鼻甲介手術後の出血は粘膜切開部と下鼻甲介後端部を焼灼することで予防する.下鼻甲介減量は50%未満に留めempty nose syndromeの発生を予防する.
内視鏡下鼻中隔手術を行う際の注意点 宮本 雄介ほか
鼻中隔手術は専攻医が最初に取得する基本手技とされているが,合併症も少なくない.合併症や陥りがちなpitfallについては知っておく必要がある.
内視鏡下鼻副鼻腔手術 田中 秀峰
内視鏡下鼻副鼻腔手術(ESS)施行中は,合併症を起こしていないか常に確認し,眼窩や大血管への損傷には細心の注意を払う.その徴候をいち早く察知し,損傷の程度を把握し,迅速に必要な修復に努める.
鼻副鼻腔悪性腫瘍手術における合併症―術中工夫と術後管理,早期発見・早期対応― 石神 瑛亮ほか
鼻副鼻腔悪性腫瘍手術では,頭蓋内・眼窩合併症は生命・機能予後に直結するため術中の予防と早期の対応が重要である.
 Ⅲ.口腔・咽頭領域 
口蓋扁桃摘出術・アデノイト切除術 島田 茉莉ほか
術後出血,味覚障害,耳管機能障害を防ぐには,解剖学的理解に基づく愛護的操作と適切な術後管理が重要である.
睡眠時無呼吸症候群 河内 理咲ほか
いびきや無呼吸を契機に上気道疾患や全身性疾患が発見されることがある.非典型的症例や睡眠関連呼吸障害など閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)診療において耳鼻咽喉科専門医が知っておきたいポイントについて概説する.
 Ⅳ.喉頭・気管領域 
喉頭全摘術 西川 大輔
咽頭皮膚瘻の予防と対処には,術前リスク評価・全身管理,術中の適切な縫合・死腔予防,さらに縫合不全の早期発見と迅速な外科的介入の判断が求められる.
頸部膿瘍・喉頭蓋炎 松本 吉史
頸部膿瘍・喉頭蓋炎は致死的となりうる重篤救急疾患であり,解剖理解に基づく早期診断と気道確保を含む集学的治療が重要である.
頭頸部癌の経口切除術―術後喉頭浮腫・頸部感染に対する術中対策,術後早期発見と早期対応について― 深澤 雅彦
経口切除術の安全性向上には,喉頭浮腫や咽頭瘻などの術後合併症について,術前から予測したうえで周術期管理をする取り組みが重要である.
 Ⅴ.頭頸部領域 
頸部郭清術 小林 謙也
頸部郭清術における神経損傷,乳糜漏,術後出血について,術中に陥りやすいピットホールとその対策,また術後の早期発見・早期対応のポイントを実践的に解説する.
遊離皮弁再建 坂井  梓ほか
遊離皮弁再建における主要な合併症である皮弁壊死,創部感染について術中・術後の工夫や合併症が発生した際の対処方法についてまとめる.
耳下腺腫瘍手術 東野 正明
耳下腺手術では耳介や外耳道の感覚鈍麻,術後顔面神経麻痺,術後出血,Frey症候群,唾液漏などの合併症と審美面に配慮し,それらの予防策と適切な対応が求められる.
甲状腺腫瘍手術における周術期合併症のマネジメント―機能温存のための留意点と術後合併症の早期発見・対応の実際― 手島 直則
甲状腺手術には術後出血や反回神経麻痺など,生命やQOLを脅かす合併症の危険が潜む.本稿では外科医の力量が問われる,その早期発見と対応について詳説する.

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