
咀嚼を知る
菊谷 武/編
978-4-86519-978-9 C3047
2026年7月
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定価2,750円(税込み)
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| 咀嚼の解剖と運動生理学 | 吉川 峰加ほか |
| 咀嚼運動に関わる諸器官の解剖学的構造や,その運動生理学を多面的に理解することは,超高齢社会におけるオーラルフレイルの把握に非常に重要である. | |
| 咀嚼の神経生理学 | 井上 誠 |
| 咀嚼は口腔内で営まれる食塊形成の過程であるが,これを制御するのは口腔内の器官のみではなく,上位脳から末梢の筋,受容器に至るまでの感覚と運動の統合機能である. | |
| 咀嚼と栄養 | 飯塚 勝美 |
| 「食べるテンポ」はある程度安定しているため,食事形態や音・リズム環境を変えることで,咀嚼回数と食事時間を延長し,早食い・過剰摂取を防ぐ行動介入が考えられる. | |
咀嚼の発達 |
町田 麗子ほか |
| 咀嚼は舌や下顎の動きの発達と歯がそろうことで効率的となる.離乳食の時期に下顎や舌は単純な上下運動だけでなく咀嚼の動きである側方運動を獲得する. | |
| 歯科で用いる咀嚼機能検査 | 小野 高裕 |
| 「咀嚼関連機能検査」は個々の器官の機能を「力」や「運動」で評価するものであり,「咀嚼能力検査」はそれらが統合された結果を「食塊粒度の細かさや混合程度」として評価するものである. | |
| 嚥下内視鏡検査で知る咀嚼機能 | 野原 幹司 |
| 嚥下内視鏡を用いて咽頭期の食塊を観察することにより,準備期の咀嚼機能を評価できることが明らかとなった.この評価方法は咀嚼と嚥下とを繋ぐ革新的な検査となり得る. | |
| 嚥下造影検査で知る咀嚼機能 | 岩佐 康行 |
| 嚥下造影検査の概略と咀嚼機能評価について解説する.他の検査法では困難な,ステージⅠトランスポートおよびステージⅡトランスポートの観察が可能である. | |
| 食事観察からみる咀嚼機能評価 | 菊谷 武ほか |
| 食事観察を通じた咀嚼機能の評価と食事形態の設定について紹介した. | |
| 歯の欠損,義歯と咀嚼の問題 | 吉田 光由 |
| 歯があれば何でも食べられるわけでもないし,一方で歯がないとやはり食べにくい.歯と咀嚼の関係はなかなか難しい.ここでは,咀嚼を運動として捉えた評価を概説する. | |
| 咀嚼の訓練法 | 福岡 達之 |
| 咀嚼訓練は評価に基づき運動範囲の制限・筋力低下・協調障害の要素を特定し,咀嚼器官の要素別運動訓練と段階的摂食訓練を組み合わせて行うことが重要である. | |

