
リハビリテーション臨床に活かす脳画像―基礎理解から臨床実装へ―<増大号>
小山哲男/編
978-4-86519-975-8 C3047
2026年4月
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定価4,400円(税込み)
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脳画像の基礎から臨床まで徹底解説。MRI・DTI・fMRIを駆使したリハビリテーション戦略を幅広く紹介し、臨床に役立つ知見を凝縮しました。
| リハビリテーション医療の脳画像 | 渡邉 啓太ほか |
| CTとMRIは互いに補完的な検査である.CTとMRIの特性を理解し,病期や目的に応じて適切に使い分けることが,リハビリテーション医療における脳画像診断の要である. | |
簡単な脳の理解 |
小山 哲男 |
| 脳機能を理解することは一般に難解とされているが,一次野と連合野の役割と位置関係で捉えてみると,意外に単純な実践知として習得できる. | |
| 脳卒中リハビリテーション治療に活かす脳画像 | 佐々木信幸 |
| 脳の後方で情報を収集・処理し,それを前頭前野にわたすことで認識し,前方でそれに対する適切なアクションを企画する.脳全体を広く使う機能連携を意識する必要がある. | |
| 認知症リハビリテーションに活かす脳画像 | 丸本 浩平 |
| 認知症診療における画像に関するトピックスであるアミロイド関連画像異常(Amyloid-Related Imaging Abnormalities:ARIA)や代表的な認知症の脳画像の特徴を概説した. | |
| 脳画像解析:構造MRI画像 | 根本 清貴 |
| 3次元T1強調像を撮像すると,VBMやSBMにより脳容積を求めたり,皮質厚を計測できる. | |
| 脳画像解析:拡散テンソル画像 | 小山 哲男 |
| 拡散テンソル法画像は日常診療で取得可能なデータであり,それが最新脳科学の研究材料になり得る点で注目すべき画像診断技術である. | |
| 機能的MRI:賦活fMRIと安静時fMRI | 寒 重之 |
| 現在もっとも一般的な非侵襲脳機能計測法であるfMRIには,誘発活動を調べる賦活fMRIと自発活動を調べる安静時fMRIがある.様々な解析手法を用いて,臨床応用の試みが進められている. | |
| 上肢機能障害に対する脳画像の活用 | 庵本 直矢 |
| 脳卒中後の上肢機能回復過程や各種リハビリテーションアプローチの有効性・限界を検証するうえで,脳画像指標は重要な情報を提供する.特に構造画像は一般臨床においても取得が容易であり,症例検討や臨床推論に有用である. | |
| 脳画像と下肢運動機能障害,歩行障害およびバランス障害 | 阿部 浩明 |
| 脳卒中後の下肢運動麻痺,歩行障害およびバランス障害について,脳画像研究から神経基盤の理解の現状を概観する. | |
| 脳画像と言語機能 | 望月 碧 |
| 急性期脳卒中による失語症患者のリハビリテーションにおけるMRI拡散テンソル画像(DTI)の応用に関する最新の知見を紹介した. | |
| 脳画像と空間認知機能―半側空間無視を中心に― | 大松 聡子 |
| 半側空間無視の多様な症状を“局在”ではなくネットワーク障害として捉え,病識・代償戦略まで脳画像で読み解く視点を提示し,臨床応用まで議論する. | |
| 脳画像と摂食嚥下機能 | 小山 哲男 |
| 摂食嚥下機能についてヒト中枢神経系では大脳皮質から延髄に至る広範な領域が両側性に関与する.脊椎動物の進化の観点から見るとそのメカニズムの理解が促される. | |
| 脳画像と日常生活動作:脳卒中後の予後予測とリハビリテーション計画への応用 | 大瀧 亮二 |
| 脳卒中患者のADL予後予測では,臨床指標に加えて脳画像所見が重要な情報となる.従来から用いられてきたASPECTSや病変の体積・部位といった指標に加え,近年は脳内ネットワークに基づく指標の有用性が検討され,臨床応用も進みつつある. | |
| 市中民間病院での脳画像の活用 | 岡 徳之 |
| 市中民間病院での脳画像活用は,多職種で撮像・蓄積・解析体制を整え,診療に活かす工夫が重要であり,取り組みの積み重ねが研究発信にもつながる. | |
| リハビリテーション専門職における脳画像の位置づけ | 玉利 誠 |
| 脳画像評価を支える脳機能観(Hodotopic Framework,Bimodal Balance Recovery Model)とともに,脳画像評価時の6つの留意点を概説する. | |

