
形成外科で活かす手術手技の展望―内視鏡手術からロボット支援手術まで―
上村哲司/編
★★★2月16日(月)発売予定!ご予約承ります!★★★
| 手根管症候群に対するUSEシステムを用いた内視鏡下手術 | 奥津 一郎ほか |
| 1989年以降,様々な医師が手根管症候群内視鏡手術法を考案,固有の術式に特化した手術器械が多数販売されている.これらの手術も正中神経の除圧を確実に達成できる証明が必要である.また,USE systemは腔間がない部分に鏡視可能な腔間を作り出すが,その操作が同時に組織間を剝離するという概念を理解することも重要である. | |
| 手根管症候群に対する新しい内視鏡下手根管開放術 | 青木 浩平ほか |
| 手根管症候群に対する直視下,内視鏡下手術のための解剖,正中神経母指球枝のバリエーション,手根管症候群一般事項をまとめ,当院における内視鏡下手根管開放術について解説した. | |
| 足根管症候群に対するUSE systemを用いた内視鏡手術 | 上村 哲司ほか |
| 足根管症候群とは,足底のしびれを主訴とする絞扼性末梢神経障害である.足根管症候群に対する鏡視下手術が,不可逆的とされていた糖尿病性感覚神経障害に,有効であることが明らかとなった. | |
| 外視鏡ORBEYE®を用いた眼窩骨折整復手技の展望 | 西岡 宏 |
| ORBEYE®は眼窩骨折手術において,術者の負担軽減と術野の立体視共有による教育的・安全面での有用性が高く,形成外科領域でも導入価値が高い. | |
内視鏡援助下口蓋裂手術 |
佐藤 顕光ほか |
| 従来の口蓋形成術の課題を解決し得る新たな術式として,内視鏡補助下手術の有用性と臨床応用の可能性を提示する. | |
| 内視鏡補助下広背筋挙上による乳房再建術―皮島を付けないScarlessアプローチとLIFTを併用した広背筋弁による乳房再建法― | 堂後 京子 |
| 内視鏡補助下に皮島を伴わず広背筋弁を挙上するScarlessアプローチについて概説する.さらに,広背筋への即時脂肪移植(LIFT)の併用により十分なボリュームの乳房再建を可能とする低侵襲な術式を紹介し,ロボット支援手術による発展の可能性について示す. | |
| 内視鏡援助下筋弁挙上術の問題点と今後の展望 | 東野 琢也 |
| 内視鏡援助下筋弁挙上術の適応,術前の準備,手術の手順,術後管理,内視鏡援助下筋弁挙上術の長所と短所,および,今後の展望について述べる. | |
| da Vinci® Surgical Systemを用いたRobot‒Assisted Microsurgeryの展望 | 樫村 勉 |
| da VinciによるRobot-Assisted Microsurgeryは,直径2mm以上の血管吻合で実現性が高く,今後は制度整備や機器のアップデートにより適応が広がる有望な選択肢である. | |
| 九州大学における血管吻合専用ロボット開発研究―10年の歩み― | 門田 英輝ほか |
| 九州大学では2013年より血管吻合専用ロボットの開発に取り組んでいる.2025年に完成した試作3号機では1mm弱の手羽先血管を11‒0縫合糸で均等なピッチおよびバイトで吻合可能である. | |
| 形成外科で活かすロボット手術手技の展望 | 橋川 和信 |
| 形成外科領域には手術支援ロボットが有用な手術が少なくない.日本では未導入であるが,今後ロボット支援下の形成外科手術が導入され,大きく発展することが期待される. | |



