
美容医療の臨床に活かす再生医療の現在地
田中 里佳/編
978-4-86519-928-4 C3047
2025年12月
pe0228

定価3,300円(税込み)
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| こうあるべき再生医療の実際!―法的注意点― | 田中 里佳 |
| 2025年改正で科学的根拠・安全管理の厳格化と自由診療への法規制が強化.科学的根拠と患者の安全を第一に考えて再生医療を臨床に届けることが求められる. | |
| PRP療法(第三種)を用いた美容医療(主に皮膚について)の現在地とトラブル対応 | 楠本 健司 |
| PRP療法は美容医療においてシワ・タルミ治療を主に,多くの施設で臨床応用されている.PRP療法の基礎と臨床における現況と課題,ならびにトラブルの対処法について述べる. | |
| PRP治療を用いた美容医療の臨床の現在地―毛髪再生― | 杉野 宏子 |
| ・PRP療法は,MPHLおよびFPHLに対して毛包幹細胞や毛乳頭細胞を活性化し,血管新生を促すことで毛髪再生を誘導する. ・既存の治療法の代替えとなり得る可能性や,併用による相乗効果が期待される. ・作製条件や投与プロトコルの標準化が未確立であり,有効性の検証や他施設共同研究が求められる. |
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美容医療における第二種再生医療の現在地 |
菊池 守ほか |
| 本稿では,美容医療で多く実施されている第二種再生医療に焦点を当てて安確法の意義と現状の課題を示し,科学的検証を重ねて信頼性を高める“検証型診療”の重要性を解説している. | |
| 脂肪由来幹細胞を用いた乳房再生の現在地 | 海野 早織ほか |
| 幹細胞付加脂肪移植(CAL)による乳房再建や豊胸は,幹細胞の培養技術が開発され,適応症例が拡大された.また,生着率向上のため開発されたCALであるが,近年それ以外の効果も報告されつつある. | |
| 線維芽細胞移植による皮膚再生の臨床の現在地 | 北條 元治ほか |
| 真皮線維芽細胞移植の仕組みと培養管理,FGF併用による効果向上,安全性と長期的な治療成績を概説する. | |
| 次世代の再生医療(自己末梢血単核球生体外培養増幅細胞・培養上清)による毛髪再生治療の現在地 | 矢内 香織ほか |
| 脱毛症に対する既存治療の限界を克服する新たな毛髪再生戦略として,自己末梢血単核球生体外培養増幅細胞を用いた再生医療の可能性を示す. | |
| 培養上清/エクソソーム治療とは何か?臨床応用における学術的理解を深める | 古川 聖美 |
| 培養上清液とエクソソームについて基礎的な定義を解説し,さらに創傷治癒や毛髪再生,皮膚のアンチエイジング等における知見をまとめた. | |
| 細胞外小胞(エクソソーム)治療の開発に向けて―科学的根拠に基づく安全で効果的な細胞外小胞(EV)医療― | 寺井 崇二 |
| 科学的根拠と国際標準に基づく細胞外小胞(エクソソーム)治療の確立を目指し,安全・倫理的な臨床応用を推進をすることが重要である. | |
| 再生医療の基礎研究を患者に届けるためにどうしたらよいか―美容医療における安確法を活用した臨床展開の実務― | 飛田 護邦 |
| 再生医療を美容医療へ安全に導入するには,安確法を基盤とした段階的アプローチとアカデミア連携が鍵となる. | |

