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PEPARS(ペパーズ) 226

PEPARS(ペパーズ) 226

知っておきたい!形成外科領域の保険診療

大槻 祐喜/編

978-4-86519-926-0 C3047

2025年10月

pe0226

定価3,300円(税込み)

3営業日内ですぐに発送!

★★★10月21日(火)発売予定!ご予約承ります!★★★

目次

保険診療の基本
関堂  充
本邦では国民皆保険制度により,ほぼすべての医療が保険で行われている.本稿では保険診療を行う場合に知っておかなければならない基礎知識と療養担当規則,保険外併用療養費制度や自費診療についても解説する.
外来診療における基本診療料,処置料の算定について 石井 暢明
外来診療における算定は査定を受けているうちに自然に覚えていくことが多い.しかし,本来算定できるものを算定せずにいたり,処置を行ったのに外診包括となり使った材料との差引で収支がマイナスになっている可能性がある.
入院における保険請求の注意点 垣淵 正男
入院における保険請求に際して注意すべき点に,「DPC」と呼ばれる「包括支払い方式」がある.また,形成外科でよく請求される項目の中にはその適応や期間,回数に条件があるものもある.
複数手術に対する保険ルールおよび,査定・返戻の注意点
大槻 祐喜ほか
複数手術を施行した際のルールや特例への理解は形成外科医にとってと特に重要である.また査定や返戻についても十分に理解を深めておくことは保険診療を行っていく上での一助となる.
外傷に対する保険算定のピットフォール 塗  隆志ほか
形成外科の外傷は部位や受傷機転によって様々であり,レセプトのコメントや詳記を利用して病態を伝えることで,診療内容を理解されるための一助となる.
熱傷治療に対する保険診療 松村  一
熱傷治療での保険算定は複雑化している.水圧式デブリードマン,酵素デブリードマン,自家皮膚非培養細胞移植術,同種植皮術,自家培養表皮移植術での算定に関して説明する.
慢性創傷・難治性創傷における近年の保険適用・算定要件 市岡  滋
診療報酬の基本的構成から説き起こし,慢性創傷・難治性創傷治療において必要不可欠な手術料と近年新たに保険収載となった処置料,特定保険医療材料について解説した.
先天異常に対する保険診療と医療費助成制度 彦坂  信
形成外科領域の先天異常疾患に対する保険請求のポイントと,小児特有の医療費助成制度を紹介する.成人移行期における医療費助成の継続性が今後の課題である.
乳房再建・乳頭乳輪再建における保険診療 能登 美波ほか
乳房再建を施行する上での保険診療の内容や手術点数算定における留意点,そして自費診療との区別について解説する.
保険診療におけるレーザー治療 河野 太郎
レーザー治療は,対象疾患と照射面積に応じ点数が定められるが,レーザーの種類と対象疾患で治療回数が異なる.制限の有無を適応疾患とレーザー機器別に正しく理解する必要がある.

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