サルコペニア・フレイルの実践的リハビリテーション治療のすべて
百崎 良/編
978-4-86519-967-3 C3047
2025年9月
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定価2,750円(税込み)
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サルコペニア・フレイルの診断・評価 | 吉村 芳弘 |
筋力→筋量→機能の三段階評価とリハビリテーション・栄養・口腔の三位一体連携で,身体機能低下・転倒・嚥下障害を包括的に予防する. | |
サルコペニア・フレイルに対する運動療法 | 長野 文彦 |
サルコペニア・フレイルに対する運動療法のエビデンスを概説し,起立運動など臨床現場で実践可能な介入手法を紹介する.多面的かつ個別最適化された支援の重要性を示す. | |
サルコペニア・フレイルに対する栄養管理におけるエネルギー必要量の算出戦略 | 川瀨 文哉 |
個別化栄養サポートの1丁目1番地であるエネルギー必要量の算出について,その重要性,問題点,実践的な手法について概説する. | |
サルコペニア・フレイルと摂食嚥下障害 | 橋田 直 |
サルコペニア・フレイルと嚥下障害は双方向性の悪循環を形成する.従来の神経疾患由来の嚥下障害とは異なる視点での対応が必要で,嚥下・栄養・口腔管理の三位一体アプローチと多職種連携が重要である. | |
マルチモビディティ患者におけるサルコペニア・フレイル対策 | 大浦 誠 |
多疾患併存患者のサルコペニア・フレイル予防には,治療負担を含む多面的評価と「引き算」視点の介入設計が重要である. | |
急性期におけるサルコペニア・フレイルのリスク評価およびその対応 | 清水 昭雄 |
急性期におけるサルコペニア・フレイルのリスク評価と介入には,多職種連携と包括的なアプローチが不可欠である. | |
コグニティブフレイルの臨床的意義 |
海老原孝枝 |
コグニティブフレイルとは,認知機能のみのフレイルではなく「身体的フレイル+軽度認知機能障害(MCI)が同時に存在する状態」を言い,これを基軸に亜型がいくつかある.コグニティブフレイルを呈する者は認知症新規発症および死亡率も高いとの報告がある. | |
サルコペニア・フレイルと薬物療法 | 松本 彩加 |
薬剤はサルコペニア・フレイルに多面的に影響する.筋機能や栄養状態に作用する機序の理解と処方適正化が,リハビリテーション効果の向上とサルコペニア・フレイル対策の鍵となる. | |
サルコペニア・フレイル対応における多職種連携アプローチ | 石田優利亜 |
入院から退院後まで一貫した多職種連携体制の構築が,自宅退院率や身体機能の維持に不可欠であり,その実現にはICTの活用や地域との橋渡し連携,組織的な支援が重要である. | |
サルコペニア・フレイル予防のための地域づくり | 森 優太 |
フレイル予防の地域づくりにおいては,個人の生活習慣改善や健康意識の向上といった従来の取り組みに加えて,地域全体で高齢者を支える仕組みづくりが重要である. |