ステロイドを極める！外用・内服・点滴療法―どう処方する？使えないときはどうする⁉―
山本 俊幸/編
90
978-4-86519-670-2 C3047
2023年8月
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定価2,860円(税込み)
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ステロイドの使用開始からその先、また使用できない場合や、その他薬剤との使い分けなど、「ステロイドを極める」ための1冊です。
エキスパートだからこそ伝授できる治療のコツやポイントも、丁寧に紹介しています！
ステロイド薬の局所療法 |
花見 由華ほか |
| ステロイド外用薬についての基本からちょっとした工夫，コツについて説明する． | |
| ステロイド薬の全身療法 | 水芦 政人 |
| 多くの皮膚疾患に対して行われてきたステロイドパルス療法と内服療法は，それぞれ，期待される治療効果と副作用をよく考えて施行すべき治療である． | |
| 自己免疫性水疱症におけるステロイドの使い方と注意点 | 新熊 悟 |
| 自己免疫性水疱症に対するステロイド治療の使用方法，またステロイド薬の投与が困難な患者へのアプローチ方法などについて私見を交えて概説する． | |
| 膠原病におけるステロイドの使い方と注意点 | 新井 達 |
| 膠原病のステロイド使用方法は初期の寛解導入療法後は免疫抑制剤，生物製剤を使用しながら，いかに早く維持量にするかが重要である． | |
| 皮膚血管炎におけるステロイドの使い方と注意点 | 平岩 朋子ほか |
| 皮膚血管炎に遭遇する頻度は多くはないが，皮膚科医が扱う血管炎の病理診断や治療法について理解を深めることは重要である． | |
| 重症薬疹におけるステロイド全身療法と注意点 | 藤山 俊晴 |
| 重症薬疹であるSJS/TEN，DIHS/DRESSの具体的なステロイド治療の方法とその代替療法につき紹介する． | |
| 全身性ステロイド投与によって生じた薬疹，アレルギー | 濱 菜摘 |
| ステロイド全身投与による即時型および遅延型反応について解説する．特にアナフィラキシーは致死的であるため我々臨床医はその可能性について十分留意すべきである． | |
| サルコイドーシス，好中球性皮膚症におけるステロイド内服療法 | 浅井 純 |
| サルコイドーシス，好中球性皮膚症に対するステロイド，その他の薬剤を用いた治療法について解説する． | |
| ステロイド内服：する？しない？ | 端本 宇志ほか |
| 副腎皮質ステロイド薬内服は効果が高いが種々の全身的な副作用も出現し得るため，その是非を十分に検討する必要がある． | |
| ステロイド療法「裏技」集―この疾患にステロイド？― | 梅林 芳弘 |
| 一般にステロイドが禁忌ないし無効と考えられているカテゴリ（感染症，創傷，腫瘍，循環障害，付属器疾患など）への，同薬の使用についてまとめた． | |
