こんなマニュアルが欲しかった!形成外科基本マニュアル[2]
上田 晃一/編
978-4-86519-391-6 C3047
2022年11月
pe0191
定価3,300円(税込み)
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形成外科に“マニュアル”の第2巻!困ったとき、調べたい時にパッと開いて確認するミニマムエッセンシャルな1冊です。
[2]は、美容や皮弁による再建などを中心にまとめました!
レーザー治療における術前・術中・術後マニュアル | 青木 律 |
レーザー機器は現在多種存在するが,その作用機序の基本はパルス幅(発振様式)と波長である.またレーザーによる副作用(熱傷と色素沈着)もレーザー発振の原理を理解していれば対応可能である. | |
高周波・超音波たるみ治療 | 石川浩一 |
たるみの解剖学的構造,単極型高周波とHIFUの熱の性質を理解した上での効率かつ安全な実践的照射方法について概説する. | |
ボツリヌストキシン | 古山登隆ほか |
・ボツリヌストキシンによるシワ治療について. ・メカニズムと,よく行われる部位の注入注意点について. |
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眼瞼下垂手術 |
小室裕造 |
眼瞼下垂の手術では機能と整容両面での改善を目指さなければならない.そのためには下垂の原因を明らかにし,眼瞼の状態を観察して術式を選択することが重要である. | |
顔面の局所皮弁デザインアトラス | 花井 潮ほか |
1つの欠損部に対して多様な再建方法がある.頭部顔面の局所皮弁の手術においては,皮弁の種類,donor siteとする部位,デザインなど術前計画を十二分に練ってから臨むことが肝要である. | |
唇顎口蓋裂と顔面先天異常 | 永井史緒ほか |
実際に若手の先生方が先輩の唇顎口蓋裂や顔面先天奇形の手術の助手をするのに,術前に勉強しておくこと,準備確認しておくことを挙げたので参考にしていただきたい. | |
顔面の皮膚悪性腫瘍に対する術前・術中・術後マニュアル | 諏訪健志ほか |
基底細胞癌や有棘細胞癌,悪性黒色腫といった代表的皮膚悪性腫瘍について,術前・術中・術後の観点から治療法や留意すべきことについてまとめた. | |
血管腫・血管奇形 | 中岡啓喜 |
血管腫・血管奇形の治療にはまず的確な診断を行うことが最重要となる.根治が困難な場合もあるため必要な検査,治療法を選択し,合併症・注意点を理解して対応することが重要になる. まずISSVA分類の概説を述べたのち,疾患の細分類,診断・検査,治療法,合併症などについて対象疾患ごとに記載した.など,血管腫,血管奇形について述べ,リンパ管奇形については割愛した. |
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マイクロサージャリーにおける術前・術中・術後管理 | 関堂 充 |
マイクロサージャリーでは術前合併症の把握,術中血管茎の配置や適切なドレーン留置,術中・後のトラブルは早期解決を心がける.術後,抗凝固療法,安静は必要最低限とする. | |
皮弁・穿通枝皮弁―遊離皮弁ポケットマニュアル― | 前田 拓 |
遊離前腕皮弁,遊離前外側大腿皮弁,遊離腹直筋皮弁,遊離広背筋皮弁,遊離腓骨皮弁,遊離肩甲(骨)皮弁の基本的事項についてまとめた. | |
乳房再建術―マスターすべき3つの基本手術とピットフォール― | 佐武利彦ほか |
乳癌術後の乳房再建の基本手術としてマスターすべきものに,組織拡張術・人工乳房挿入術,広背筋皮弁ならびにDIEP flapによる乳房再建術が挙げられる.適応,デザイン,手術手技,ピットフォールについて述べる. | |
リンパ浮腫の診断とリンパ管静脈吻合 | 塗 隆志ほか |
リンパ浮腫に対する外科治療のエビデンスはまだまだ十分とはいえない.リンパ浮腫治療において正しい診断や病状の評価を行うことは,適切な治療を行う目的だけではなく,外科治療の効果を正確に判断する上でも重要である. |