Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) 37/10運動器の痛みに対する薬の上手な使いかた<増刊号>川口善治/編
定価:6,600円(税込み)
症例から学ぶ足の痛み診療
安田 稔人/編
2021年11月
or3412
定価2,640円(税込み)
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足診療のエキスパート達が、日常診療において特に学びの多かったと思われる実際の症例を提示し詳解する。
プロフェッショナルの目線に近づける必携の一冊です。
前足部変形(外反母趾)の痛み診療 | 窪田 誠 |
Lapidus変法は,外反母趾の三次元的な変形のすべてが修正可能な術式である.外反母趾に関連して中足骨頭底側の痛みやMTP関節脱臼,趾変形などがみられる. | |
成人期扁平足の痛み診療 | 生駒 和也ほか |
成人期扁平足に対する適切な診断・治療法の選択には,疼痛部位の確認,画像診断が重要である. | |
足関節と足部の変形性関節症の治療 | 原口 直樹 |
足部・足関節における変形性関節症の治療においては,病期や患者の活動レベルを考慮して適切な手術方法を選択する. | |
リウマチ足・足関節の痛み診療 | 平尾 眞 |
RA患者の正常な二足歩行を目指して,後-中-前足部すべての破壊・変形に対する包括的な評価と機能再建手術を目指す. | |
足底腱膜炎の痛み診療 | 牧 昌弘ほか |
足底腱膜炎の治療ではリスク因子を考慮した治療方針を立てる.複数の治療を並行して行っていくことが多いため,それぞれの治療の意義を患者に理解してもらうことが大切である. | |
足部の腱障害の痛み診療 | 山口 智志 |
腱障害による足部痛は,日常診療で頻繁に遭遇する疾患である.適切な身体診察と画像検査による診断と病態の把握が治療の第1歩である. | |
足関節捻挫後後遺症の痛みの診療 | 神崎 至幸ほか |
慢性足関節不安定症や足関節前方インピンジメント症候群など,捻挫後後遺症の病態と実際の治療について述べる. | |
距骨骨軟骨損傷の痛み診療 | 中佐 智幸ほか |
距骨骨軟骨損傷では痛みは軟骨下骨から生じており,軟骨下骨の的確な診断から最適な治療法を選択することが距骨骨軟骨損傷の治療に重要である. | |
足部および足関節の疲労骨折の痛み診療 | 高倉 義幸 |
足部および足関節の疲労骨折について症例を提示しながら,その診療について解説する. | |
足部の副骨障害,種子骨障害の痛み診察 | 嶋 洋明 |
足部に存在する副骨および種子骨の種類と病態を念頭に置いて診断し,骨折などと鑑別して治療を行うことが重要である. | |
足部の骨端症の痛み診療 | 落合 達宏 |
小児の足部痛の鑑別診断と骨端症を解説した.骨端症は骨端の無腐性骨壊死を生じる疾患群で,シーバー病やケーラー病,フライバーグ病が代表的である. | |
足部の絞扼性神経障害の痛み診療 | 谷口 晃 |
足部・足関節の絞扼性神経障害である足根管症候群,前足根管症候群,Morton病に関して診断と治療方法について解説した. |