PEPARS(ペパーズ) 200足を診る―糖尿病足病変,重症下肢虚血からフットケアまで―<臨時増大号>古川 雅英/編
ISBN:978-4-86519-400-5 C3047
定価:5,500円(税込み)
重症下肢虚血治療のアップデート
辻 依子/編
978-4-86519-362-6 C3047
2020年6月
pe0162
定価3,300円(税込み)
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形成外科、循環器内科、血管内科、血管外科など、関連各科の粋を集めた治療の最前線! Updateを取り入れておきたいこの分野では、必読の1冊です!
重症虚血肢に対する血管内治療の適応と実際 | 畑 陽介ほか |
重症虚血肢に対しての血管内治療を取り巻く状況は目まぐるしく変化している.パクリタキセルを用いた薬剤溶出性デバイスの問題を含めて最新の動向を概説する. | |
重症下肢虚血に対する血管内治療のエンドポイント | 宇都宮 誠ほか |
血管内治療のエンドポイントは創周囲に血流があるかで決まる.創傷周囲血流の評価の方法とは? | |
重症下肢虚血に対する血管内治療のタイミング | 福永匡史 |
虚血肢に対する創傷治療を行う際,血行再建の複雑さや創傷管理の複雑さが問題になってくる.複数回のカテーテル治療を計画的に行う事で創傷治癒期間を短縮することが可能となってくる. | |
重症下肢虚血に対する外科的バイパス術の適応 | 菊地信介ほか |
CLTIの治療は,Global Vascular Guidelinesの提唱により,今まで施設毎で得意としていた加療ではなく,患者個々の病状に基づいた診断と血行再建を含めた適切な治療が行われるべきである. | |
重症下肢虚血に対する足趾切断術 | 村尾尚規ほか |
重症下肢虚血では足趾切術後に創部が壊死するリスクがあり,結果的により近位での切断を要することがある.創縁の血流を障害せず,且つ切除範囲を最小限とするような低侵襲足趾切断術が望ましい. | |
広範囲潰瘍,感染を伴う重症下肢虚血に対する創傷管理 | 辻 依子ほか |
広範囲潰瘍,感染を伴うCLIにおいて歩行機能を維持するためには中足骨を温存する必要がある.そのためには中足骨の温存が可能な末梢血行再建術,デブリードマン,創傷管理が重要である. | |
遊離皮弁による重症下肢虚血の治療 | 石川昌一ほか |
重症下肢虚血に対する遊離皮弁移植は,全身合併症のリスクが高く,手術手技も難度が高いが,再発予防,歩行機能の温存という点において効果的な治療である. | |
重症下肢虚血に対する再生治療―自家CD34陽性細胞移植― | 藤田靖之ほか |
重症下肢虚血に対する自家CD34陽性細胞を用いた下肢血管再生治療を中心に遺伝子治療そして血管内皮前駆細胞分画を含むその他の細胞治療についても概説した. | |
重症下肢虚血への高気圧酸素治療の適応 | 高木 元 |
高気圧酸素治療の幅広い効果は科を超えた多くの疾患に有用であり,特に急性疾患においては知っているといないとで予後を左右する可能性がある. | |
重症下肢虚血に対するLDLアフェレシス | 大竹剛靖ほか |
LDLアフェレシスは,特に末梢微小循環障害に有効である.さらに既存の血行再建治療との併用による相乗効果も期待される. |