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PEPARS(ペパーズ) 156

PEPARS(ペパーズ) 156

Maxillofacial Surgery

赤松 正/編

978-4-86519-356-5 C3047

2019年12月

pe0156

定価3,300円(税込み)

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先天性疾患に対する顎顔面外科手術について、日本の第一線を走るエキスパートが治療のコツを詳述!ぜひ手にお取りください!

目次

Maxillofacial surgeryに必要な咬合に関する知識 赤松  正
歯と乳歯列,成人の正常咬合と小児の咬合の成長発達,顎関節の位置,咀嚼における下顎の運動などについてまとめた.顎顔面の骨切り術の治療ゴールの設定,成長期の患者の治療の流れの理解,矯正歯科医との連携など,治療の核心にふれる部分で必須となる知識である.
下顎前突症―審美性を考えた治療計画の実際―
宇田 宏一
下顎前突症の審美的改善はオトガイ突出部だけでなく,上口唇ならびにその周囲の軟部組織の不調和と,それに影響する上顎骨の形態と前歯歯軸を把握してそれをどう改善するかがポイントとなる.
小下顎症―実際の手術と問題点― 三川 信之
小下顎症の治療は容易ではないが,幼小時より施行可能な骨延長術は極めて有用な手段である.呼吸障害を呈する小下顎症に対する骨延長術を中心に,治療の実際とそのテクニックを解説する.
顎非対称手術(含む第一第二鰓弓症候群)―審美性を考えた治療方針と問題点― 奥本 隆行
非対称性顎変形症の手術計画では良好な咬合の確立はもとより,自然頭位における視覚的把握を前提に3D画像シミュレーションを行い,その結果を手術に的確に反映させることが重要である.
下顎枝矢状分割骨切り術の実際 山下 昌信
下顎枝矢状分割骨切り術(BSSO;bilateral sagittal split osteotomy)のうち,いわゆるshort split法について,筆者が行うシンプルで安全な手術手技を1症例の連続術中写真とともに詳細に解説する.
3DコンピューターシミュレーションによるLeFortⅠ型骨切り手術計画法とシングルスプリント法の実際 渡辺 頼勝
3Dコンピューターシミュレーションによる手術計画とシングルスプリント法は,上下顎外科矯正手術には不可欠な技法である.
Syndromic craniosynostosisの中顔面低形成に対する治療方針―手術時期・手術適応・術式選択・手術計画について― 加持 秀明
Syndromic craniosynostosisの中顔面低形成に対するLe FortⅡ型・Ⅲ型骨切り術の,手術時期・手術適応・術式選択の相違について
Le FortⅢ型骨切り術の実際 玉田 一敬
直視下におけない部位での盲目的な骨切りを要するLe FortⅢ型骨切りについて,骨切りの手順を模型で示しつつ,各手順の要点について解説する.
下顎骨形成術―下顎骨全体を意識した手術の実際とポイント― 倉片  優
下顎骨全体のcontourを整えるために,下顎角からオトガイ部まで含めた下顎骨下縁の骨切除と下顎骨外板切除そしてオトガイ形成術を必要に応じて組み合わせることが重要である.

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