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Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 199

Monthly Book Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 199

知っておくべきリハビリテーションにおける感染対策

藤谷順子/編

978-4-86519-401-2 C3047

2016年8月

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定価2,750円(税込み)

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目次

I.近頃の感染症のキホン
気をつけるべき感染症 大曲 貴夫
ノロウィルス感染症やインフルエンザは院内で容易にアウトブレイクを起こす.Clostridium difficile 感染症や耐性菌感染は同時に患者が多数出ることはないが,重症化しうる疾患である.
感染対策基本マスターと症状に合わせた対応 芝田真由美
感染対策の基本は,標準予防策である.そのなかでも「手指衛生」こそが,リハビリテーションで活躍するすべてのスタッフ,訪れる患者を守る最も効果的な手段といえる.
感染管理におけるリハビリテーション部門責任者の役割 宮越 浩一
感染管理は病院全体のシステムで対応することが必要である.感染予防策が確実に実行されるようなストラクチャーの整備とプロセス管理が重要となる.
リハビリテーション医・スタッフの感染対策 門野  泉ほか
リハビリテーション医・リハビリテーションスタッフが感染対策に対する高い意識と基本的知識を持ちチームの一端を担うことで,病院全体の感染対策に影響を与え得る.
II.感染症患者のリハビリテーション
肺結核 早乙女郁子
日本の結核患者動向,結核感染対策の原則と感染症法による規定,リハ場面での接触者管理について述べるとともに,当院入院中にリハ対応した肺結核患者の概況も書き加えた.
インフルエンザ
海老原 覚ほか
インフルエンザ感染時のリハビリテーションはリスクとベネフィットを考え,行うか行わないか考える.隔離にてベッドサイドでリハビリテーションを行うときは,ベッドサイドのリハビリテーション効果を最大限に発揮する工夫と,感染対策の工夫が必要である.
MRSA,多剤耐性菌 水落 和也
多剤耐性菌の院内感染対策は標準予防策の徹底,リハビリテーション機器・環境の消毒であり,これを十分に行ったうえで必要十分なリハビリテーション治療を継続する努力が必要である.
ノロウイルスなどの消化器感染 古橋  哲ほか
リハビリテーションの現場における消化器感染のうち主にノロウイルス感染症について,疾患の概要および感染予防策,訓練上の対策について述べる.
疥癬・下肢蜂窩織炎などの皮膚感染 藤谷 順子
疥癬では患者の早期発見,治療と院内感染予防策が重要である.下肢蜂窩織炎では血流うっ滞やリンパ浮腫がリスク要因ともなるため,再発予防の生活指導も重要である.
HIV 新藤 直子
多剤併用療法の進歩により生存期間が延長しており,今後リハビリテーションの対象になる患者の増加が予想される.感染対策は標準予防策を徹底することで十分である.
III.感染症への配慮を要するリハビリテーション
小児リハビリテーションへの対策 朝貝 芳美
重症児の特性として,嚥下機能,呼吸機能,免疫機能などが低下していることがあり,感染症に罹患しやすく,重症化しやすいので早期からの感染症への対応が求められる.
免疫不全症例への対策 岡 阿沙子ほか
免疫不全により易感染性をきたす要因・病態は多岐にわたり,リスクの認識,医療者間での情報共有が重要である.感染対策としては,標準予防策の徹底に加え,間接的な伝播経路の遮断,職業感染予防が重要である.
訪問リハビリテーション・デイサービスにおける対策 森  英二
感染対策の基本を押さえたうえで,個別対応の訪問リハビリテーションと集団対応のデイサービスでの違いを述べている.インフルエンザ対策についても触れている.
大規模災害時におけるリハビリテーションと感染対策 高山 義浩
被災地支援では,介助を要する災害弱者を質的かつ量的に把握したうえでのリハビリテーション支援が求められる.ただし,感染症のハイリスク者でもあり警戒を高めておかなければならない.

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