ホーム > 

Monthly Book OCULISTA(オクリスタ) 14

Monthly Book OCULISTA(オクリスタ) 14

最新 コンタクトレンズ処方の実際と注意点

前田 直之/編

978-4-86519-014-4 C3047

2014年5月

ocu0014

定価3,300円(税込み)

カートに追加

3営業日内ですぐに発送!

装用者のケアをいかに行うか。より患者に適した処方のために、さまざまな種類のコンタクトレンズ、ケア用品の整理、さらに注意点、現在の問題点も含め本書をご活用ください。

目次

1.ハードコンタクトレンズの処方 東原 尚代
ハードコンタクトレンズは強い近視や乱視,円錐角膜が適応になるが,処方の際はケラト値だけでなく,角膜全体の形状や眼瞼の状態を考慮してデザインを選択する.
2.シリコーンハイドロゲルレンズの処方 岩崎 直樹
SHCLは硬くSEALsの発生に注意.酸素透過性が高いが,連続装用よりフレキシブルウェアを勧める.脂質汚れに弱く,CLを装用してから化粧,外してから化粧落としを.
3.従来型ハイドロゲルソフトコンタクトレンズの処方 土至田 宏
CLの種類が増え,レンズ処方やケアの選択において混乱をきたしやすい現在において,最も古いカテゴリーに属する従来型SCLの立ち位置の変化を交えながら解説する.
4.コンタクトレンズ関連角膜感染症の実態と治療 福田 昌彦
CLによる角膜感染症は,2週間頻回交換ソフトコンタクトレンズ装用者に多く,緑膿菌とアカントアメーバが大半である.それらは杜撰なCLケアから起こるCLケース内汚染が原因である.
5.コンタクトレンズの汚れと指導 月山 純子
CL汚れに対応するには,原因,素材,ケア用品,使用方法などさまざまな要素を考えながら行うが,種類も多く複雑である.本稿では知識の整理をし,要点をまとめた.
6.コンタクトレンズのケア用品と指導 白石  敦
MPSは簡便なSCL消毒システムであるが,他の消毒法に比較して消毒効果が弱く,擦り洗い,すすぎ,浸漬による消毒を合わせて初めて消毒効果をもつと考えるべきである.
7.オルソケラトロジーと処方の実際 平岡 孝浩
細菌性角膜炎のような重篤な合併症を防ぐためには適応と禁忌を遵守することが重要である.過度な矯正を行うと視機能や患者満足度も低下しやすい.
8.中学生・高校生に対するコンタクトレンズ処方
宇津見義一
平成21年度の全国の中高生のCL使用状況と中高生へのCL処方の実際,CL眼障害,オルソケラトロジー,カラーCLそして学校での健康教育について解説する.
9.遠近両用コンタクトレンズの処方 松久 充子
遠近両用CLの処方において最も重要なことは正しい屈折検査である.あとはマニュアルに沿って度数を決定することと,遠見近見視力は両眼視で測定することが成功のカギである.
10.トーリックソフトコンタクトレンズの処方 塩谷  浩
トーリックSCLの処方で重要なポイントである処方適応とともに,円柱軸補正におけるガイドマークと円柱軸の関係について解説した.

関連書籍

角膜テキスト臨床版―症例から紐解く角膜疾患の診断と治療― 西田輝夫・森重直行・近間泰一郎・福田 憲/著
ISBN:978-4-86519-826-3 C3047
定価:11,000円(税込み)

ページトップへ