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Monthly Book OCULISTA(オクリスタ) 2

Monthly Book OCULISTA(オクリスタ) 2

こう活かそう!OCT

飯田 知弘/編

90

978-4-86519-002-1 C3047

2013年5月

ocu0002

定価3,300円(税込み)

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創刊2号!
2013年5月刊行予定
いまや時代の寵児のごとく注目を集め、次々と新たな発見、進歩が生まれているOCT。さまざまな疾患のOCT所見を実臨床に最大限に活用するため、ぜひ本書をご一読ください。

目次

1.眼底診断用OCT装置の進歩
秋葉 正博
OCTの基本技術を振り返り,現在の眼底診断用OCT装置へ実装されている機能,今後期待されること,そしてOCT技術の展望を述べる.
2.黄斑部正常所見の新しい解釈 大谷 倫裕
正常黄斑部の網膜最外層にSD-OCTで描出される4本の高反射ラインの解釈と視細胞の軸索であるヘンレ線維層の描出について述べる.
3.黄斑円孔手術への応用(ガス下OCT) 山下 敏史ほか
OCTは黄斑円孔の治療結果を示す根拠となる.ガスタンポナーデ眼へも鮮明な撮像が可能であり(ガス下OCT),術後極早期の黄斑円孔のモニタリングが可能である.
4.加齢黄斑変性 古泉 英貴
加齢黄斑変性の各病型における代表的OCT所見と読影のポイント、そして最近のトピックスであるOCTを用いた脈絡膜断層撮影の応用につき概説する.
5.OCTを用いた黄斑浮腫の評価 村上 智昭
網膜血管疾患に伴う黄斑浮腫診療におけるOCTの重要性は日々増しているが,黄斑部網膜厚の計測のみならず,定性的な形態観察や中心窩視細胞障害の評価も有用である.
6.網膜外層所見と視機能 井上  真
OCTで描出される網膜外層のなかで視細胞内節/外節接合部(IS/OS)ライン,視細胞錐体外節端(COST)ラインの状態は視力と相関している.
7.黄斑部網膜剝離 丸子 一朗
OCTによって黄斑部網膜剝離を証明することは簡単になったが,その原因や経過期間によって所見は異なっている.本稿では疾患別のOCT所見について解説する.
8.強度近視 大野 京子ほか
近視性牽引黄斑症、黄斑円孔に加えて、近視性脈絡膜新生血管、単純型出血などの強度近視眼の黄斑病変にOCTは非常に有用である.
9.緑内障診療におけるOCTの活用 横山  悠ほか
光干渉断層計(OCT)は,今や緑内障診療において必須のツールとなっている.緑内障診療で用いられる網膜神経線維層厚解析,黄斑部解析など最近の知見を含め紹介する.
10.前眼部OCT 臼井 智彦
前眼部OCTは内部構造の画像化,生体計測,形状解析を非侵襲的に可能とし,前眼部疾患の病態掌握,前眼部手術の術前術後評価,隅角や濾過胞の評価に応用されている.

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